まず、本取組が学生を対象とする取組である以上、学生による自己評価の向上こそが取組評価の前提条件になると考え、Webポートフォリオを通した学生の自己評価を評価の指標とします。
そして、評価体制として、学内の横断的な組織であるサイクルプロジェクト推進委員会が、外部顧問、提携企業・自治体等から派遣された評価者等により結成された外部評価委員会からの提言の下、本取組への総合的な評価・分析を掌ります。
更に教育開発機構がその評価・分析結果をもとに、授業形態の工夫・改善を検討し、これを大学の最終意志決定機関である大学協議会に提案し承認を得て、学内運営組織によりプロジェクトを展開します。
また、同窓会や企業等の協力を仰いで、卒業生に対してもアンケート調査を実施し、社会に出てからの活躍ぶり、成長ぶりから本取組に対する学生自身の満足度や本取組の社会における有効性を検証していきます。
以上のような体制の中で、評価と実践との循環を行うことにより、本取組をより適切なものとして定着させていくことが可能であると考えられます。 |