理事長　新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、健やかに新しい年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。

樟蔭学園は、大正6年に創立して今年で創立98年目となる年を迎えることができました。これも多くの方々のご理解とご支援のおかげと心から感謝申しあげます。

本学園は、平成29年に迎える創立100周年に向けて、さまざまな取り組みを行なっております。そのひとつとして取り組んでおります「小阪キャンパスリニューアル事業」の工事は、新しい体育館と２つの新校舎「翔空館」「清志館」が完成し、順調に進行しております。現在、「樟古館」の移築作業やキャンパスプラザの整備工事を行なっており、今春には完了いたします。また、昨年に開催いたしました本学園の歴史と学生・生徒の取り組みを紹介する周年イベント「樟蔭百年」を今年も実施するなど、１００周年に向けた各種の取り組みをますます本格化して参ります。

これらの取り組みと本学が永年培ってきた女子教育の伝統を融合させることにより、「高い知性」と「豊かな情操」を兼ね備えた社会に貢献する女性を育成するという、本学が掲げる建学の精神に、より一層の磨きをかけていきたいと考えています。

このような取り組みが成功し、樟蔭学園が更なる飛躍を遂げるには、全ての教職員による努力はもちろんのこと、学生・生徒・園児、そして保護者の皆様、卒業生の皆様、地域の皆様など、学園を取り巻く全ての皆様からのご協力が必要です。樟蔭学園の創立１００周年とその先の明るい未来にむけて、引き続き皆様からの厚いご支援を賜りますようお願い申し上げます。

最後に、皆様にとりまして本年が健康で幸多き一年となりますことを心からお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

学校法人樟蔭学園　理事長　森 眞太郎
平成二十七年　元旦