2016年度

理事長 新年のご挨拶

2017年01月01日

rijityou.jpg新年あけましておめでとうございます。 皆様におかれましては、健やかに新しい年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。

樟蔭学園は、大正6年の創立から一貫して女子教育に取り組み、今年で100年を迎えます。 この100年という月日の流れのなかで、高い知性と豊かな人間性を身につけた多くの卒業生が社会に羽ばたき、その一人ひとりが自立し社会に貢献を果たしています。 これも多くの方々のご理解とご支援の賜物と、心から感謝申し上げます。

本学園では、この創立100周年を、「新たな100年に向かってのスタート地点」ととらえ、 平成25年度より、教育環境をより一層充実させるために「小阪キャンパスリニューアル事業」を行い、新体育館と2つの新校舎の竣工はじめ厚生施設などの充実を図りました。 また、本学園の知的資源や情操教育、学びの多様性を活かした「100周年記念プレイベント」を開催するなど、さまざまな事業を展開しています。 そして、今年は10月28日(土)に「創立100周年記念式典」を開催し、次世代への新たな一歩を歩み出します。

これらの取り組みと本学が永年に亘って培ってきました女子教育の伝統を融合させつつ、本学が掲げる建学の精神を不断に問い続け、高い知性と豊かな情操を兼ね備えた社会で貢献できる女性の育成に努めるとともに、次世代に誇れる学園として更なる飛躍を遂げていきたいと考えています。 そのためには、全ての教職員による努力は勿論のこと、学生・生徒・園児の努力と、そして保護者の皆様、卒業生の皆様、地域の皆様など、学園を取り巻く全ての皆様のご協力が必要不可欠と考えております。

樟蔭学園の創立100周年とその先の明るい未来に向けて、なお一層の努力を続けて参りますので、引き続き皆様からの厚いご支援を賜りますようお願い申し上げます。

最後になりましたが、皆様にとりまして本年が健康で幸多き一年となりますことを心からお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

                                                 学校法人樟蔭学園 理事長 森 眞太郎

                                                  平成29年 元旦