2017年度

『樟徳館』等特別公開と帝国キネマ展を開催しました

2017年11月17日

11月12日(日)、本学園創立100周年と東大阪市市制施行50周年を記念し、連携企画として登録有形文化財である「樟徳館」「記念館」「樟古館」の特別公開、ならびに田辺聖子文学館を臨時開館しました。
当日は天候に恵まれ、延べ約500名の方々にお越しいただきました。東大阪市、東大阪観光協会のボランティア、大学茶道部にも協力いただき無事終えることができました。

樟徳館

樟蔭学園創立100周年と、東大阪市市制施行50周年。ふだんは4年に一度しか公開していない「樟徳館」ですが、互いに節目の年が重なることから協力しあい公開を実現させました。

 記念館・樟古館

記念館では、樟徳館の前地である帝国キネマ長瀬撮影所に関する希少資料やパネル展示、本学国文学科 白川哲郎教授による講演会を行いました。また、樟古館では本学園100年のあゆみのパネル展示をはじめ、開校当時のオリジナルの机やいす、当時最新とされた教育備品などを展示しました。

帝国キネマ記念講演会「樟徳館前史~未完の帝キネ物語 in 東大阪~」
<講師>大阪樟蔭女子大学学芸学部国文学科 教授 白川哲郎 氏(写真左下)

田辺聖子文学館

開催中の特別展「聖子とすず」とも連携しました。田辺聖子著「欲しがりません勝つまでは」と昨年公開された映画「この世界の片隅に」(こうの文代原作)を取り上げ紹介しました。

 

■文学館開館10周年記念企画第3弾
第11回 田辺聖子文学館特別企画展「聖子とすず」 11月25日(土)まで開催中
詳しくはこちらへ →田辺聖子文学館サイト