2021年度

心理学科の根本眞弓教授が、「精神分析臨床での失敗から学ぶ その実践とプロセスと中断ケースの検討」を編集されました

2021年11月15日

心理学科の根本眞弓教授が、経験豊かな臨床家がクラインやスィーガル、ローゼンフェルドの言葉を引用しながら、失敗例を考察する「精神分析臨床での失敗から学ぶ その実践とプロセスと中断ケースの検討」の編集をされました。

本書は、精神分析的心理療法を行う上で生じる失敗や中断に至った事例を取り上げ、初学者から経験豊かな臨床家が失敗事例について論考し、失敗を単なる失敗に終わらせず、治療的展開に繋げるための考察がされています。
「私たちが自らの失敗に目を向け続ける限りは、私たちは真摯さを失わず、ナルシズムが肥大した尊大な臨床家になることを制御できるのではないかと思います(本書あとがきより)」

 

【書籍】
■精神分析臨床での失敗から学ぶ その実践プロセスと中断ケースの検討
編 者:松木邦裕 日下紀子 根本眞弓
発行所:株式会社金剛出版
発行日:2021年11月10日

【WEB】
金剛出版↓
https://www.kongoshuppan.co.jp/book/b594122.html