2021年度

ライフプランニング学科の学生が考案したメニューが蔵の料亭「さかばやし」でメニュー化され、株式会社神戸酒心館の広報誌やWEBで紹介されました

2022年03月14日

ライフプランニング学科3年生は「フードメディア演習」の授業で、株式会社神戸酒心館が実施する「酒粕プロジェクト」に毎年参加しています。酒粕の新しい使い方を提案するプロジェクトで、毎年、有名料理人の方達もエントリーしており、今年は、合計24もの店舗や企業・団体が参加しました。

学生は、最初に酒粕文化を学び、酒粕を用いた新メニューを考案しました。2か月間ほどブレストを重ねた後に施策を行い、学内のプレゼン大会で優勝したメニューは、蔵の料亭「さかばやし」でメニュー化され、3月末まで提供されます。このことが、株式会社神戸酒心館の広報誌やWEBで紹介されました。

メニュー化に選ばれたのは、椿本理穂さん、畑田奈々さん、多田芽生さん、駒井佳奈さん、濵谷美三咲さんのチームが考案した、江戸時代の酒のつまみの復刻版「竹虎・雪虎・紅虎」です。「竹虎・雪虎」は、実際に江戸の町で出されていた酒のアテ。厚揚げに縞のような焦げ目をつけ、それを虎に見立ててネーミングされ、ねぎをのせたものが竹虎で、大根おろしをのせたものが雪虎と呼ばれていました。今回のメニューには、厚揚げに酒粕を加えたソースを塗り、雪虎には酒粕大根おろしに山椒を加え、さらに、梅肉和えをのせた紅虎を加えて、令和版の三種のおつまみを完成させました。

また、もう1作品もメニュー化されました。 竹下優衣さん、榎堀羽花さん、篠原千乃さん、近藤公乃さんのチームが考案したメニュー「酒粕入り稲荷寿司」です。甘く炊いた厚揚げの中に、酒粕をまぶしたご飯を炊いて、粕酢で酢飯にしたものを詰めます。具材として、蛸と牛肉のしぐれ煮を混ぜ込んでいます。

【広報誌】
■今月のうまいもん 2022 2月・3月号
発行者:株式会社酒心館

【WEB】
■神戸酒心館 HP 
蔵の料亭さかばやし 「今月のうまいもん」紹介ページ

配信日:2022年2月1日