理事長　新年のご挨拶

　新年あけましておめでとうございます。

　皆様におかれましては、健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

　未だ新型コロナウイルス感染症の収束が見えず、皆様には不安の中で過ごされたことと拝察し、心よりお見舞い申し上げます。

　昨年は、新型コロナウイルス感染症の状況をみながら、本学園の各校でも様々な行事が開催されました。大学では「くすのき祭」を人数制限して対面で開催、中学校・高等学校では修学旅行、体育祭、文化祭を対面で実施、附属幼稚園では運動会や親子遠足などの行事が実施されました。また、3年ぶりの開催となりました「樟蔭ホームカミングデー」では、約320名の卒業生が集まり、卒業生の皆様との絆をより一層深めることができました。

　コロナ禍が収束しないまま新年を迎えることになりましたが、今後状況をみながら引き続き、学生・生徒・園児の学びを止めないことを最優先に考え対応して参ります。

　本学園は、社会情勢が変化しても、質の高い理想的な女子教育の実践を志した創立者の精神を問い続け、「高い知性と豊かな情操を兼ね備えた社会に貢献できる女性の育成」に努めるとともに、次世代に誇れる女子学園として更なる飛躍を遂げていきたいと考えています。明るい未来に向けて、なお一層の努力を続けて参りますので、引き続き皆様からのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

　末筆になりましたが、コロナ禍が一日でも早く収束し、穏やかな生活が戻ることを願いますとともに、皆様におかれましては本年が実りのある飛躍の年となりますことを心からお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。 

学校法人 樟蔭学園　理事長 森  眞太郎