健康栄養学部の井尻吉信教授が、「新型コロナウイルス感染拡大に伴い、行動制限の対象となり外出を控える高齢者への健康リスク」について読売新聞から取材され、コメントが掲載されました
2022年07月28日
健康栄養学部の井尻吉信教授が、「新型コロナウイルス感染拡大に伴い、行動制限の対象となり外出を控える高齢者への健康リスク」について読売新聞から取材され、コメントが掲載されました。
記事では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、大阪府が高齢者らに不要不急の外出自粛を要請したことで、健康な高齢者でも家に引きこもりがちになれば、気力や体力が低下し、要介護手前の虚弱状態となる「コロナフレイル」に陥る恐れがあると指摘しています。
井尻教授は、「感染症を恐れて外に出る機会が減ると、活動量が下がり、食欲も落ちる。足腰や口の筋肉量が減って栄養状態の悪化につながり、感染症への防御力や認知機能の低下も引き起こしかねない。しっかり動いて、しっかり食べることが重要。意識的に家族や友人らと電話やオンラインで交流するなどし、社会とのつながりも保ってほしい」とコメントされています。
また、家の中でもできる対策として、階段の上り下りや、いすに座った状態で膝を上げて足踏みをするといった運動を紹介されています。
ぜひご覧ください。
【新聞】
■読売新聞 朝刊
掲載:7月28日(木) 29面