2022年度

ライフプランニング学科の学生と大阪高等学校の生徒が共同開発した「ニシン料理の発表会」が、東大阪経済新聞などで掲載されました

2022年12月05日

ライフプランニング学科フードスタディコースの学生有志と大阪高等学校の生徒有志の混合チームが、共同でニシンを使った料理レシピを開発しました。
11 月 20 日(日)に本学フードスタディ・キッチンにてニシン料理の発表会と試食会を開催し、その様子が東大阪経済新聞とYahooニュースで紹介されました。

今回ニシン料理を開発するに至った背景には、半世紀以上に渡り「幻の魚」とも呼ばれたニシンが、近年、国内の漁獲量が回復してきているにも関わらず、全国的な需要に欠け、身欠きニシンを含めた伝統食材としても消費が伸び悩んでいる現状があります。
持続可能な水産業と魚食文化には、国内漁業を支える消費が不可欠です。どうにかこの現状を改善するために、ニシン文化を専門とする濵田信吾准教授が、国産ニシンの需要増加を目指したレシピの開発を企画。この主旨に大阪高等学校が賛同し、大学生と高校生の混同チームによる高大連携企画として、ニシン料理を開発しました。
今回は「りんごとにしんのミルフィーユフライバーガー ガーリックポテトフライ添え」、「フルーティーな味わい バルサミコソースのニシンソテー」、「ニシンのオープンサンド」の 3 レシピを完成させました。
大学生・高校生がニシンの生態系サービスを含む海洋生物としての特徴と水産資源問題の現状を学び、さらには日本におけるニシン食文化の継承と国産ニシンの需要増加を目指した、”Ocean to Plate”(海と食卓とをつなげる)に挑戦しました。

【新聞】
みなと新聞
掲載日:12月2日(金) 5面

【WEB】
東大阪経済新聞
Yahoo!ニュース(期間限定)