健康栄養学科の学生が、大阪樟蔭女子大学・東大阪市・大阪ガスネットワーク（株）産官学連携企画として「環境セミナー&エコ・クッキングの取組み」について学びました。

健康栄養学科2年生を対象とした「食事設計実習」、「調理学実習B」の授業で、5月22日（月）、23日（火）、26日（金）の3日間、大阪樟蔭女子大学、東大阪市、大阪ガスネットワーク（株）の産官学連携企画として、「環境セミナー&エコ・クッキングの取組み」を実施しました。

本取り組みは、学生たちの環境意識の向上を目的としたものです。

授業では、まず大阪ガスネットワーク（株）の方から地球温暖化の原因でもある二酸化炭素を削減できるよう買い物・調理・片付けに工夫を加える「エコ・クッキング」について解説していただきました。

続いて、東大阪市環境部の方々より、「食品ロス」「政策・取組」「私たちができること」の観点から東大阪市の環境への取り組みについてお話ししてくださいました。

次に、大阪ガスクッキングスクールの方による「エコ・クッキング」のデモ・調理実習を行いました。
この日のメニューは、「鍋ご飯(無洗米)」「エコ・クッキング（合わせだし）味噌汁」「エコ・クッキング野菜炒め」「だしから昆布と鰹節のつくだ煮」「エコピッツァ春巻き～ツナコーン～」です。
調理では、ガスの効率的な使用として炎が鍋からはみ出ないようにすることや、食べる箇所をできるだけ多くする野菜のカット法、合わせ出汁に使った昆布と鰹節を使ってのおかず一品（つくだ煮）など学びました。
最後に生ごみ量のチェックが行われ、「非常に少なく調理が出来ていた」と評価いただきました。

授業を通じて、環境に対して意識を向けることの重要性とともに生ごみ量や二酸化炭素の削減について具体的な方法を識る、貴重な機会になりました。

 ※「エコ・クッキング」は東京ガス(株)の登録商標です。