
樟蔭学園初のオープンバッジデザインコンテスト受賞作品が決定!
2025年05月10日
学校法人樟蔭学園では、中学・高校・大学が連携し、学生や生徒の学びの成果を可視化するため、2025年度から「オープンバッジ」の導入を開始します。
この「オープンバッジ」は、学修者自身が取り組みや学修履歴を確認できるだけでなく、国際標準規格のデジタル証明書として、履歴書やメールやSNSなどに添付し、社会に示すことも可能です。
最初の取り組みとして、大阪樟蔭女子大学の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」修了者にオープンバッジを発行します。また、学園初のオープンバッジのデザインを学生や生徒から募集した結果、多くの応募がありました。
厳正な審査の末、以下の通りグランプリ受賞者と作品が決定しました。
1. グランプリ
大阪樟蔭女子大学 国文学科 2年 森碧衣さん
【受賞者のデザインコンセプト】
このデザインは、樟蔭学園のブランドイメージを大切にしながら、視認性とメッセージ性を両立させています。学園のイメージカラーである緑を基調とし、落ち着きと知性を感じさせるデザインにしました。中心に配置した楠木は、学園の象徴であり、その伝統と学びの精神を表現しています。また、グラフのアイコンを取り入れることで、データサイエンスやAIといった教育プログラムの内容を一目で理解できるよう工夫しました。
【審査員コメント】
くすのきのイメージが効果的に用いられており、樟蔭らしさと知の広がりを象徴しています。根を張り、枝葉を広げていく様子が、数理・データサイエンス・AIという新しい知識を吸収し、未来へと成長していく姿と重なります。自然のモチーフでありながら、先進的な分野との調和を感じさせるデザインであることを評価しました。
2. 準グランプリ
大阪樟蔭女子大学 児童教育学科 3年 西本百音さん
【受賞者のデザインコンセプト】
樟蔭のスクールカラーである深緑を基調としたデザインになるように、深緑の邪魔にならないような色を選びました。また数理や、データサイエンス、AIを図形で表すと三角だと私は考えています。その考えから背景に三角を並べ、このバッジを所持している人が一目でそのジャンルに精通しているのだとイメージできたら良いなと思いこのようなデザインにしました。
【審査員コメント】
シンプルなデザインの中に、樟蔭のイメージカラーと輝くテクスチャが美しく調和しており、印象的である点を評価しました。
3. 優秀賞
大阪樟蔭女子大学 化粧ファッション学科 卒業生 吉田杏樹さん
大阪樟蔭女子大学 児童教育学科 4年生 服部樹さん
【審査員コメント】
吉田杏樹さんのデザインは、金色の輝きのあるリボンが華やかで効果的に使われており、もらって嬉しくなるようなデザインである点を評価しました。
服部樹さんのデザインは、数理・データサイエンス・AI教育の多様なイメージが伝わるように工夫を凝らした点を評価しました。
【審査委員会の全体講評】
学園初のオープンバッジデザインコンテストの応募作品は、短期間の募集にも関わらず、「学園をもっと元気にしたい!」という思いが詰まった素晴らしいものでした。
オープンバッジが樟蔭生の頑張りを後押ししてくれることを期待しています。