絵本オープンコーナー

絵本オープンコーナー

 乳幼児から大人までユニバーサルに楽しめる布絵本など、日頃、出会う機会の少ない絵本や、香芝市民図書館の本も含め、1400冊を超える絵本、児童書を、開架展示する「絵本オープンコーナー」を設けました。

 広い空間をテーマやグレードに沿ってコーナー分けし、子どもが手に取りやすく、圧迫感の少ないダンボール書架などを利用して本を展示、ゴザや椅子などを適度に配置するなどして、来場者がくつろいで絵本にふれ、思い思いに楽しめる空間づくりを行いました。

 本学の教員、学生スタッフだけでなく、地域で読み聞かせボランティアをされている方にもご参加いただき、絵本に関する相談や読み聞かせを随時行うなど、絵本との出会いの場、ともに絵本を楽しむ場となるよう工夫をしました。

 最初はとまどいながらも、一人でいる子どもに声をかけ、絵本を手に笑顔で近寄ってくる子どもたちと絵本を読みあい、最後には、大勢の子ども達の前で堂々と読み聞かせを行う学生スタッフの姿が印象的でした。


 多彩なワークショップが開かれる中、絵本に囲まれて、ほっと一息つける場所として、オープンコーナーは大変好評で、三日間、賑わいが途絶えることはありませんでした。

 会場では、絵本から広がる世界にひたり、楽しそうに言葉のキャッチボールをしている親子、家族の姿、家族や友達と絵本をよみあう姿、時を忘れて読みふける大人の姿などがそこかしこに見受けられ、懐かしい本との再会や、新たな出会いがあり、絵本の魅力を再認識できたといった声も多々聞かれました。また、子育て支援事業、文庫活動、図書館ボランティアなどの活動のヒントや新しい本との出会いを求めて、という方も少数ながら来場され、本学の取組に一定の評価がなされ、期待して下さっていることが感じられました。

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