7月20日（月祝）の10時半から12時まで、「地球を聴く」レクチャーコンサートシリーズの第13回目としてストロー笛の神谷徹氏を招き「ゆかいなストローミュージックの世界」と題したコンサートを行いました。当日は、245名（大人130名、子ども115名）の方々にご参加いただきました。

　元々リコーダー奏者である神谷氏は、まず様々な種類のリコーダーの紹介からコンサートを開始されました。その後、ストロー笛の演奏に移り、約20個のストロー笛を披露していただきました。

　氏の作られるストロー笛は基本的に演奏する曲が決まっているとのことで、それぞれの演奏曲にあわせた形態や仕掛けなどが工夫されています。たとえば、「かもめの水兵さん」ではストローで作ったかもめが演奏に会わせて羽ばたき、「ドラえもん」では頭の上のタケコプターが回転するといった具合で、ユーモアにあふれた作品とその演奏に子どもから大人まで魅了されました。

　手近なものだけで音楽を楽しむことができること、多くの人を一体化する音楽の力、一つのことに打ち込むことの大切さ、創造性の意味、ユーモアの重要性など、子どもから大人まで、参加者それぞれが多くのことを学ぶことができたコンサートでした。