（2021.06.21）学長メッセージ　－緊急事態宣言解除を受けて－

　先週18日（金）、政府から大阪・兵庫・京都の関西３府県などに出されている新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を20日（日）に解除する通知がされました。しかしながら、関西３府県は7月11日（日）まで、宣言に準じる「まん延防止等重点措置」に移行し、引き続き感染拡大防止対策に努めねばなりません。また、新たな変異型ウイルスの報告もあり、安心した日常を取り戻すには、皆がこの状況を理解し協力していく必要があろうかと思います。

　学生の皆さまにおかれましては、引き続き、不要不急の外出を控え、会食やイベント等への参加自粛など、規律をもって行動されることを切に望みます。キャンパスにおいて、特に昼食時にマスクを外しての語らいは慎むようお願いいたします。自由な行動に制限が続き、閉塞感を覚える人もいるかと思いますが、自分自身で日常のリズムを整え、生活スタイルを作り上げるよう努めてください。また、毎日の検温を含めて体調管理表の記載を続けてください。自身の体調管理に努め、もし発熱等の症状がある場合は外出しないでください。もし何か困ったことがあれば、相談窓口まで問い合わせてください。

　授業に関しては、6月19日（土）に通知したように、6月21日（月）〜6月23日（水）までは現在の授業方法を継続し、6月24 日（木）より原則として本年度当初予定していた授業方法で授業を行いますが、一つ一つの科目により異なりますので、manabaやTeamsの通知を確認するようお願いいたします。

　大学として今一度感染症対策を強化するとともに、これまで同様、学生の皆さまに対して学修機会の確保と効果的な授業実施を行っていきます。また、ワクチンの職域接種に関しても検討を重ねてきましたが、諸々の条件を合わせることが難しく、現段階においては見合わせています。感染状況の動向や本学における体制整備などを考慮し、今後も検討を続けて参りますが、ご理解いただくようお願いいたします。

　最後となりましたが、これまで以上に安心かつ安全な教育現場の構築に努めて参りますので、ご家族、保護者の皆さまにおかれましても、引き続き、ご理解、ご協力いただければありがたく存じます。