総合コースのSSレッスン（美文字）の授業では、美しい文字を書けるようになることを目標に様々な作品作りを行っています。

１学期に取り組んだそれぞれの学年の作品をご紹介します。

《中学１年生》

１学期は筆ペンに慣れることを目的とし、カラフルなしおり作りにチャレンジしました。

普段なかなか使う機会のない筆ペン。書きやすいインクの量、筆圧を模索します。

しおりの台紙にはマーブリングで染めたカラフルな台紙を選びます。

この台紙はかつての先輩が残していった切れ端をリサイクルしたものです。台紙を選ぶだけでも楽しそうでした。

素材として使うのは、昨年度の「樟蔭花育プロジェクト」の中で育てた、ビオラやパンジーたち。

春先に咲いたものを植え替えのタイミングで摘み取り、押し花にしました。

文字の配置やその周りを彩るパーツ作りもこだわります。

それぞれ工夫して素敵なしおりができました。

 デザインももちろんのこと、筆ペンで丁寧に文字を書くことができましたね。

出来上がったしおりは「お母さんの誕生日にあげる！」「家族へのプレゼントに！」という人がたくさんいました。

しおりはいくつあっても便利ですし、もらってうれしい手作りのプレゼントですね。喜んでいただけたでしょうか。

《中学２年生》

１学期最後の作品作りは「オリジナルうちわ作り」。

まずは真っ白なうちわをマーブリングで染めるところから。

慎重に、そ～っと…。

うちわに入れる文字の練習もしっかりとします。

体操服やカーディガンを着用し、襟まで完全防備で夏服への汚れ対策もばっちり。

筆を持って字を書くと自然と引きしまった気持ちになりますね。

素敵な作品が完成しました。これからやってくる夏をこのうちわで乗り切ってください！

芸術科　水田