学校情報
沿革
1917(大正 6年) | 樟蔭高等女学校設立認可 専攻科設置認可 |
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1921(大正10年) | 高等科設置認可 |
1925(大正14年) | 樟蔭女子専門学校設置認可 |
1930(昭和 5年) | 女専家庭科設置認可 |
1967(昭和42年) | 創立50周年式典を行う |
1997(平成 9年) | 創立80周年式典を行う 附属幼稚園新園舎竣工 |
2004(平成16年) | 中学校コンピューター教室完備 |
2006(平成18年) | 樟蔭中学校・高等学校 オール電化調理実習室完備 |
2007(平成19年) | 創立90周年を迎える |
2017(平成29年) | 樟蔭学園は創立100周年を迎える |
2019(平成31年) | 樟蔭高等学校 特進コースを「国際教養コース」に改編 アートスポーツコースを「身体表現コース」に改編 |
2021(令和 3年) | 樟蔭高等学校 キャリア進学コースを「総合進学コース」に改編 |
2025(令和 7年) | 樟蔭高等学校 国際教養コースを「国際文理コース」に改編 |
建学の精神
高い知性とゆたかな情操を内包し、自らの意志をもって行動出来る女性を育てたい。
変わることなく継承されるのは、建学の精神です。
女子教育の樟蔭であるということ
昨今の日本経済の急激な発展や科学の発達は、物質的にも情報的にも、あり余る豊かさを私たちにもたらしています。
しかし、思いもよらぬ代償として、新たに心の問題が浮上してきました。
人との関わりをもとうとしない態度や、迷惑を考えない自分本位の考え方、
人に対するいたわりの感情が欠けた、悲しい風潮が世の中を覆っています。
それは、社会全体が走りづめのスピードの中でふりまわされ、私たちがこれまで受け継がれてきた、
大切なことを置き忘れてきたことがひとつの要因ではないかと考えています。
近年ますます女性の地位が向上し、男性と対等に働く女性が増えています。
学びの場においてもそういう自分をしっかり持った女性の教育が必要です。
しかし、そこで大切なのは、けっして女性の男性化を目指すのではなく、
男女それぞれが長所を認めあい、尊重しながら、協力しあうことが最も重要であると私たちは考えます。
女性本来がもつ素晴らしい能力、特性を伸ばすことを、本校では第一の目標に掲げ、
女子の教育校としての一貫したスタンスを持ち続けてきました。
そのため、私学ならではの充実した教育組織・教育環境の充実はもちろん、
明るく、知的で、のびのびとした、しかも規律のある清々しいひとりの女性の教育をはかっています。
樟蔭学園は、女子教育の学校です。
校長挨拶
「うちの大学で何を研究したいですか」、「採用したら、うちの会社に何をもたらしてくれますか」。最近の大学入試や企業の採用試験では、このような質問が増えているそうです。現代はAIが高度に発展した社会であり、AIを使えば非常に多くの情報(知識)を、瞬時に得ることができます。またAIは正確に、大量のデータを処理し、記憶することができ、多くの仕事がAIにとってかわられています。では今、そしてこれから、若者に求められているのは何でしょうか。
百年を越える歴史を誇る樟蔭学園の建学の精神は、“知・情・意”すなわち「考える力」「感動する心」「行動する意志」を併せ持つ心豊かな女性の育成です。樟蔭中学校・高等学校は、この伝統を受け継ぎながら、それぞれの時代を踏まえた教育を行ってきました。現在、特に大切だと思うことは、物事を見たり知ったりしたときに、それで心がどのように動くか、素晴らしいことに感動し、良くないことに対して悲しい、それではいけないと思えるか、そしてそれがどのような行動に繋がっていくのかです。世界を知り、感じたことに対してどうしたいかという意志を抱くことで、『なりたい自分』が見えてきます。「Be yourself 自分らしく輝く、ありのままの自分自身」になるためには、一人ひとりが学びたいテーマを持ち、自分なりに探究を深め、自分を軸としたストーリーをしっかりと持つことが大切です。本校では、中学3コース、高校6コースのカリキュラムや、様々な体験活動や行事、部活動などにおいて、たくさんのチャレンジする機会を設けています。そしてその中で学んだこと、感じたことを表現することに力を入れています。これは進学実績にも表れており、一学年約200人の生徒に対して、指定校推薦枠が約700枠と選択肢の幅が広く、加えて総合型選抜では8割強という合格率がその証と言えます。個性を尊重し、個人を大切にして、個々の自立に導く樟蔭中学校・高等学校へのご入学をお待ちしています。
樟蔭中学校・高等学校 校長
小嶋信男
樟蔭の指導方針
上品でしっかりとした生活習慣と、基礎学力を身につける
本校は日々の学習のなかで、生徒一人ひとりが「小さな目標や課題」を持ち、成功体験を積み重ねることを大事にしています。基本的な生活習慣と基礎学力を身に付け、そのなかで獲得する「努力すれば叶う」という自信が将来の夢の実現につながると信じています。