新しい年を迎えて、今日は3日。「正月三が日」も最終日…。

なんて書くと、まだまだ正月気分を味わっていたい人から怒られるでしょうか？みなさんのお正月はどうでしたか？

今年は辰年。コンピュータで「たつ」を変換してみると「龍」や「竜」という漢字も出てきますが、やはり干支を表す漢字としては「辰」がいちばんピッタリとしていますね。

ところで、十二支をすべて言うことができますか？「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」…あまり日常使わない漢字もありますね。

この十二支、起源は中国だそうです。ところでみなさん、気がついていました？十二支の中で、一つだけ他と違う干支があるのを。

そう、それが今年の干支の「辰」です。よく考えると、他の干支は「ネズミ・ウシ・トラ・ウサギ・ヘビ・ウマ・ヒツジ・サル・トリ・イヌ・イノシシ」と、実際の生き物が使われているのですが、「タツ」だけは空想の生き物なのです。

なぜか？というのは昨年末のTV番組でやっていました。うら覚えですが、元々十二支は生き物ではなく、植物の成長の過程を表現していたそうですが、なかなか浸透しなかったので、もっと親しみやすい生き物の名前に変えたそうです。ただ「タツ」という生き物は、当時の人たちは「見たことはないが聞いたことがある」生き物だったそうです。タツは天にも昇る勢いのある生き物なので、そういうことを願って「タツ」を採用したようです（ボ~っと見ていたので間違っていたらすみません。また、諸説あるとおもいます。）

さあ、皆さんも「タツ」にあやかって、天にも昇る勢いで今年を過ごして下さい。

まずは受験生のみなさん、健康に気をつけて、天にも昇る力で入試を突破して下さいね。

英語科　大喜多正仁