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樟蔭BLOG

ブログ

2024.07.11

和の心

フードスタディコース

今日は高校2年生の特別講座がありました。

東大阪にお店を構える、老舗の和菓子職人さんから直接、作り方を教えていただくという内容です。

白あんをベースにして、季節を表現する「練切(ねりきり)」に挑戦しました。

本日のお題は、「鉄線(テッセン)」と「青紅葉」

日本の夏のイメージにぴったりな、「和」を感じさせる植物です。

 

見本の鉄線(テッセン)は花弁の大きさが均一で落ち着いた印象

「青紅葉」は、葉脈がスキットしててさわやかな印象

 

まずは、白あんで練習します。

まずは、「鉄線」からスタート。

 

観ていたら、すごく簡単そうに見えますが・・・

実際にやってみると、プロの技のすごさを実感!!

 

作っては壊して・・・を3,4回繰り返して、やっと形をまねることができるようになります。

が、ササっとはできないので、手があんこだらけになりました。

 

三角の棒で線を入れるのが、なかなか難しい

練習の最後です。次はいよいよ本番です。

机を回りながら、一人一人に丁寧に「コツ」を伝授してくださいました。

練習用よりも生地が柔らかく、中の餡も柔らかいため、難易度が一気にアップ。

自分なりの、「サイコー傑作」ができたので、みんなご満悦。

十人十色、同じ材料を使っていても、作り手それぞれの性格が形に出ていますね。

 

次は、「青紅葉」に挑戦。

非対称な形なので、さらにレベルが上がります。

みんな上手!!

コロンとして可愛い「あおもみじ」。

本格的な容器に入れて、お持ち帰り。

 

茶道でも習っていなければ、「練切」という生菓子を食べることがほとんどない時代に、

自分の手で作った「練切」を持って帰って、試食できるなんて・・・羨ましすぎます。

今日は、「こんなことしたよ~」とお土産話でもしながら、ぜひ家族と一緒に「サイコー傑作」を楽しんでくださいね。

 

高2担当