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和の心
今日は高校2年生の特別講座がありました。
東大阪にお店を構える、老舗の和菓子職人さんから直接、作り方を教えていただくという内容です。
白あんをベースにして、季節を表現する「練切(ねりきり)」に挑戦しました。
本日のお題は、「鉄線(テッセン)」と「青紅葉」
日本の夏のイメージにぴったりな、「和」を感じさせる植物です。

見本の鉄線(テッセン)は花弁の大きさが均一で落ち着いた印象

「青紅葉」は、葉脈がスキットしててさわやかな印象
まずは、白あんで練習します。
まずは、「鉄線」からスタート。

観ていたら、すごく簡単そうに見えますが・・・

実際にやってみると、プロの技のすごさを実感!!
作っては壊して・・・を3,4回繰り返して、やっと形をまねることができるようになります。
が、ササっとはできないので、手があんこだらけになりました。

三角の棒で線を入れるのが、なかなか難しい

練習の最後です。次はいよいよ本番です。

机を回りながら、一人一人に丁寧に「コツ」を伝授してくださいました。

練習用よりも生地が柔らかく、中の餡も柔らかいため、難易度が一気にアップ。

自分なりの、「サイコー傑作」ができたので、みんなご満悦。

十人十色、同じ材料を使っていても、作り手それぞれの性格が形に出ていますね。
次は、「青紅葉」に挑戦。
非対称な形なので、さらにレベルが上がります。

みんな上手!!

コロンとして可愛い「あおもみじ」。

本格的な容器に入れて、お持ち帰り。
茶道でも習っていなければ、「練切」という生菓子を食べることがほとんどない時代に、
自分の手で作った「練切」を持って帰って、試食できるなんて・・・羨ましすぎます。
今日は、「こんなことしたよ~」とお土産話でもしながら、ぜひ家族と一緒に「サイコー傑作」を楽しんでくださいね。
高2担当