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志賀高原自然体験学習-2
合宿2日目は、雷と激しい雨音に夜明け前から起こされることからスタートです。

午前中の活動に向かうバス内からの景色。真っ白です。
最初に向かったのは、信州りんごで育てている牛のいる牧場。
生後30ヶ月で800KGまでに大きく育てて出荷しているそうです。
牧場の方も、「3年も経たないのに800Kgまで成長するというのは、牛の体に相当な負担をかけている。だからこそ、世話をしている間は、健康体でストレスをかけないように育てなければという思いで毎日を過ごしている。出荷の時はありがとうという気持ちで送り出す。」とおしゃっていました。
説明を聞いた後に牛舎の見学をしている私たちに、人懐っこく真っ直ぐな目で見てくる牛たちの姿を目の当たりにして、とても切なくなんともいえない気持ちになりました。

この子達は、1っヶ月ほど前に生まれたばかりだそう。

地域の食材ロスを無くし、堆肥を作って農家さんに利用してもらうことで資源を無駄なく活用するとう循環型の取り組みをもっと広めて、国内の自給率を上げていくことがこれからの日本にとって大切であることを、一次産業(牛肉生産者)に携わる者として考えているということを、私たちに教えてくださいました。
今日からお肉を絶対に残したりしない!!と、みんな心の中で誓ったことだと思います。
朝からなかなかヘビーな内容でした。
午前中の活動後半は桃農園にお邪魔して、農協の指導員さんから直接、収穫前の作業や収穫の仕方、美味しい桃の見分け方などを教えていただきました。
そもそも、木になっている時に、外側にある枝で日光がよく当たっている実が美味しいとのこと。その他、皮のはり、つや、そばかす、軸の色、溝の深さ、毛のね具合などいくつかありましたが・・・覚えきれませんでした(笑)

紫色の箱に収められている桃が選別の中で、特にいいものだそうです。

とれたての桃とシャインマスカットの食べ放題Time!なんと、この桃、糖度が18%超えです!!

JA中野のスタッフの皆様、ありがとうございました。
午後は、いよいよレシピコンテスト本番です。
その前に、笹茶作りも体験しました。

自分で収穫したての笹の葉を焙煎中。

ちゃんと「甘み・旨み」の感じられるお茶で、褒められました!!
笹茶の後は、いよいよプレゼンタイム。
ホテルのオーナーさんが採点用紙を片手に持って入場してこられたからか、かなり緊張していました。
さらに、調理➕盛り付け➕片付け=90分以内というハードな課題もクリアーしなければなりませんが、どうにかこうにか時間内に収めて完成することができました。
さて、審査の結果は・・・
明日の最終講義の時間に発表です!!
今日は朝からスケジュールがぎっしり詰まっていましたが、夜も楽しみました。
天気が悪く、星空観測を諦めていたら、ホテルの方から花火のプレゼント。
部屋で休憩中の生徒たちみんなが外に出てくるほど素敵なプレゼントでした。

みんなのテンション急上昇!!
花火が終わって、さあ帰ろ〜と思っていたら、空の雲が一瞬スーッと消えて星空が現れ、
思わずみんなで「わ〜〜〜」っと叫んでしまいました。
外で活動中はお天気もあまり崩れず、曇ってはいるけれどカンカン照りではなかったので、
曇りぐらいの方が、かえって良かったかもしれません。
残り1日です。
みんな元気に充実した日が送れますように。
具2担当 M.N.