本校には制服が夏服・冬服と２種類ございます。
１０月に入るとどちらの制服を着用しても良い期間となります。
どちらの制服が好まれるのかは年齢で異なっているようです。

中学生は暑ければ夏服、寒ければ冬服、といった具合に気温によって過ごしやすい制服を選んで登校します。

対して高校生は少々暑くても冬服を選ぶ傾向があります。
さらに冬服にはソックスか黒タイツどちらかを選んで着用することができるのですが、「冬服には黒タイツ」派が多いようです。

ところが今年はその傾向が違っています。

１０月１日に冬服を選んだ生徒はごくごく少数でした。
１０月に入っても昼間の気温がかなり高いので、冬服を好む生徒でもさすがに冬服を着用する気にならなかったのでしょう。

気温は季節感がありませんが、日の出・日の入りは確実に暦通りとなっています。
夕方、体感は暖かいのに、夕方６時になるとそれなりに暗くなっています。

涼しいと暗め、暖かいと明るめ、といった感覚が私たちにはしみついているので違和感を感じる毎日です。

ただ、月がきれいに見える時期に、ずっと空を眺めていても体が冷えないのはとてもありがたいです。
一日の気温差が大きく体調を崩しやすいですが、どうぞご自愛ください。

中学
猪俣　恵美子