樟蔭BLOG
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2024.10.03
食塩無添加食パンと低糖質食パン
樟蔭レポート
食塩無添加食パンと低糖質食パン・・・食べたことありますか?
管理栄養士を目指すクラスと看護師を目指すクラスの授業で、食塩無添加食パンと低糖質食パンを食し、みんなで色々考えてみました。
他にも、計算をしたり、食塩の役割、成分表の見方、費用の面などなどの話をしましたが、一部を紹介します。
食べた感想を聞いてみたところ・・・
・低糖質食パンは大丈夫だけど、食塩無添加パンは食べにくい
・食塩無添加食パンはテクスチャ―(触感)がよくない
・食塩無添加食パンの後味がよくない
・食塩無添加は粉がたくさん落ちる
など、食塩無添加食パンは不評でした。
低糖質食パンは、食塩無添加に比べると食べやすかったためか、それほど不評ではありませんでした。
これは比較の問題?
将来、管理栄養士さんになったら、栄養指導でこのようなパンをすすめたり、入院患者さんの食事としてオーダーすることがあるかもしれない・・・。
「『おいしくないから食べたくない!』って言われたらどうする?」の問いに、「いっぱいバター塗る!」「たくさんジャム塗る!」という意見がありましたが、それでは食パンの塩分や糖分を減らした意味がなくなってしまいます。
トーストしてみたり、塩分や糖分の少ない他の食材と合わせたりして味覚を刺激し、食べやすくするアドバイスをするのが管理栄養士さんのお仕事で、ストレスを抱えて困っている患者さんに共感し励ますのが看護師さんのお仕事かなと落ち着きました。
どちらも大変なお仕事ですね。