FOLLOW US

樟蔭BLOG

ブログ

2025.05.19

書体の魅力

樟蔭レポート

5月14日(水)に中高の学校行事として「大阪万博2025」へ行ってきました。
私は会場に入り、生徒の皆さんと解散した後すぐに中国パビリオンを目指して一直線!
大阪万博開幕当初から待ち焦がれていた、様々な書体で漢詩が書かれた木簡をモチーフとした外観をこの目で見ようと早足で中国パビリオンを目指しました。

会場直後とあってかまだ人がまばらで、この素敵な外観をじっくりと堪能することができました。

楷書・行書・隷書・篆書で書かれた文字たちがとてもかわいい☺️☺️

篆書も小篆や金文など様々な形で書かれていてとてもかわいく、ずっと見ていたい気持ちになります。

『論語』の有名な漢詩もあります。教科書で習うあの漢詩、見つけられましたか?

外観に施されたこの文字たちは刻されたような凹凸があり、遠目から見ても立体感を感じられます。それがまたかわいい☺️☺️

中に入ると、書体の変遷が滝のように流れてくる展示も面白かったです。

高校3年生の選択芸術では書体の変遷を古いものから学んでいる最中なので、中国パビリオンに行った人は「あ!」となったことでしょう。

その他にも甲骨文が記された「卜骨」をはじめ、唐時代の有名な書家「顔真卿」の作品なども展示されていました。

教科書や図録でしか目にしたことのないものなので新鮮な感覚で見ることができ、また3D展示なのでぐるぐる上下左右裏表と回して見れるのが面白かったです。

青銅器も写真で見るのとは違って青銅器の重厚さや美しさが直に感じられました!

鳥さんかわいい☺️☺️

 

素晴らしい作品に出会える中国パビリオン、もう一度訪れる機会があるという人はぜひ足を運んでみてください!

 

芸術科 水田