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樟蔭BLOG

ブログ

2025.05.22

☆いただきます☆

樟蔭レポート

みなさん、ご飯を食べる時、「いただきます」を言えていますか? 

小学生の時は、給食係が前で号令をかけて、一斉に手を合わせて「いただきます」と言って食べていたと思いますが、今、みなさんがお弁当を食べる時、食事をする時、手を合わせて言えていますか???「いただきます」は、食べるそのもののその命をいただくという意味があります。面倒だなという理由で省略している人もいるのではないでしょうか。

 

私は、最近、手を合わせて「いただきます」ということは、命をいただくと同時に食べれる(食事ができる)という状況に感謝して、食事のありたがさを感じていかないといけないのではないのかな…と感じたことがありました。

というのも、

先日、大阪万博に行き、あるパビリオンの展示で衝撃を受けたものがありました。

スーパーで売られている魚1匹は、10万匹の卵からうまれた1匹であるという模型でした。10万匹の卵が孵化できるまでに7万匹まで減少し、外敵などから身を守り、育ち、生き残った魚が、スーパーに売られているということを改めて知りました。たった1匹の魚が生き残るために、何万匹の魚が犠牲になっているのだということ、魚だけでなく、肉や野菜・米も同じだということ。私たちの目の前に食材が出るまでに、どれだけの命が犠牲になり、厳選された食材だけが食卓に並べられていることは、本当に感謝しないといけないことです。同時に、残さずにいただき、この食材を無駄なく使い切らないといけないということを身に染みた展示でした。

私は、「フードロス」を少なくするためにも一人ひとりが感謝を忘れずに、そして、その1口を無駄にすることなく(捨てることなく)食事をしていってほしいと感じています。

 

みなさんも今一度、食事のありかた、「いただきます」をすることによりありがたい環境に感謝してほしいものですね。