樟蔭のいいところはたくさんあります。

今日紹介するのは、CSクラスにまつわる一幕です。

CSクラス設立においては、僕が思い出すのは、ある先生が仰った言葉です。

「教室に行かなくても学ぶ場があれば、学校に来れる生徒がいる」

涙を浮かべて仰られたその状況を僕は今でも覚えています。

いいな～と思いました。もちろん制度や仕組みの細かいところは時代に合わせて変えていく必要があります。しかし、根っこのところ、理念や心にあたる部分は変えようがありません。理想だと揶揄されても、そこが間違っていなければ、いつかみんなが笑顔になれるはずです。

教師をしていると、そういった初心を思い出すことがよくあります。素晴らしい理念を示してくださった偉大な先輩達と、原風景を思い出させてくれる生徒達に感謝する今日このごろ。

ありがとうございます。

田中徹一