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樟蔭BLOG

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2024.02.19

身体表現コースの3学期のINPUT OUTPUT『宝塚歌劇 観劇』

樟蔭レポート

身体表現コースの3学期の特別講座は、梅田芸術劇場で月組公演Grand concert『G.O.A.T』~Greatest Of All Time~と、宝塚大劇場で星組公演『RRR ×TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~』を観劇し、宝塚歌劇の役者力と演出を学ばせていただきました。
月組公演『G.O.A.T』は、幕が上がるとしばらくの映像の後カメラで客席を移すリアルタイム演出、本格的なマジックで瞬間移動、幾度かの客席降りなど、「観客」も一緒に楽しめる演出作品であることが感じられました。コースの生徒は、トップスターさんがトップ就任となる前からの活躍を勉強しての観劇だったので、歌とダンス、コントやマジックなど、これまで見ることのなかった役者の一面を披露された幅の広い役者力の勉強になったと思います。

星組公演『RRR』は、全世界圧巻のインド映画を宝塚版に舞台化ということでどのような演出作品になるのか楽しみにしていたところ、幕開けから艶やかな色合いの衣装でインドの独特なダンスの振り付けの学びはさることながら、何といっても見どころのナートゥダンスでの拍手喝采鳴り止まずの場内盛り上がりの中で全員が笑顔で歌って踊るシーンでは、事前に映画のナートゥ振りを学んで観劇に臨んだコースの生徒にとって難易度の高い演技力を学ぶことが出来ました。

いずれの作品も、舞台は一度限りであることを心しておられることが伝わる演技に、学ばせていただくことが沢山ある観劇でした。

今年度も、身体表現コースの生徒たちは特別講座で多くの学びを得ることが出来ました。

コースの生徒達には、INPUTした表現力を今後の表現の場でのOUTPUTを期待できます。
来年度4月には身体表現コースクラブ発表会で多くのコースの生徒が早速OUTPUTを皆様にご披露させていただく場がございます。生徒たちが1度限りの舞台を作り上げていきますので、是非ともご観覧くださいますようご案内申し上げます。

身体表現コース
杉山秀子