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盛んに生える卯年⁈ ぴょんぴょん跳ねる卯年!!
2023年が始まりましたね~~~!! 今年はうさぎ年。さて、どんな年にしましょうか?新しい年を迎えて、今年の抱負など考えてみましたか?
十二支は自然のサイクルを12段階で表現しているそうです。もともとは植物と関係があったんだって!知っていましたか?私は動物を表わしているものとばかり思っていました。年賀状の図案には、その年の動物が描かれることが多いし、自分のことも「○○年うまれ」と言ってその動物に親しみを感じていました。
十二支のお話を絵本で読んだときにも、神さまが「元旦に挨拶に来た12番目までの動物に1年ごとリーダーをさせる」とおふれを出し、牛の背中に乗ってやってきたねずみが、ゴールに着く瞬間に牛の頭からぴょんと飛び降りて一番になった!と書かれていたもの。
十二支は、広くアジア圏で使われていますね。台湾人の友だちに「台湾では、イノシシではなく豚だけどね」と教えてもらいました。少し違ってて面白い。
十二支を表わす自然のサイクル、植物の状態を表わす漢字は、次の通りです。
「滋」種になりこれから生命が誕生する状態=子
「紐」種から芽が出ようとする状態=丑
「演」土から芽を出した状態=寅
「茂」茎や葉が大きくなる状態=卯
「伸」茎や葉が良く育ち形が整った状態=辰
「巳」植物が完全に成長した状態=巳
「仵」植物の成長が止まった状態=午
「味」実がなり始める状態=未
「身」実が大きくなっていく状態=申
「老」実が完全に熟した状態=酉
「脱」植物が枯れて次の芽を守る状態=戌
「核」草木の種子の核が土の中で守られている状態=亥
植物の状態を表わすこれらの漢字が音や韻の似ている漢字に置き換わり、それが12種類の動物になったのだそうです。
今年、卯年の「卯」は、訓読みで「しげる」と読むことから「茂」=「卯」
「茂」は、茎や葉が大きくなる時期です。繁殖する、増えるという明るい言葉です。気持ちまで豊かになる感じがします。私たちが既に手に入れているものが大きく育ち、茂るといいですね。
十二支には、それぞれ守護神もついてくださっているそうです。卯年の守り神は、文殊菩薩。「三人寄れば文殊の知恵」という言葉を聞いたことがありますか?文殊とは、知恵や才能の神様です。そんな神さまが守ってくださるとは、今年はいい年ですね!きっと。
今年は、いつも以上に勉強を頑張りましょう。新しい習い事をしてみるのもいいかも知れません。挑戦していく、そして飛躍していく、どんどん生い茂って勢いを増していく年。ぴょんぴょん跳ねるうさぎ年にしましょう!
CS担任 高2担当 原田真由美