植物学者の牧野富太郎が主人公の朝ドラ「らんまん」が放映されています。

長居植物園では4月3日（月）から「長居植物園のMAKINO博～牧野博士のふるさと・高知県～」が開催されており、隣の大阪市立自然史博物館では、

博物館が所蔵する牧野富太郎に関する資料が展示されています。

この資料は、1997年本校から寄贈された牧野富太郎採集の植物標本と2011年に竹下英一氏のご子息から寄贈された竹下英一に宛てた手紙類の2つです。

竹下英一氏は樟蔭高等女学校で博物学の教諭を務めていた人物で、大阪植物同好会の中心人物でもあり、大阪の植物の調査研究に尽力した一人です。

大正時代に本校が教材用に牧野富太郎から標本を購入したことがきっかけとなり、竹下と牧野の交流が始まったようです。

創設当時いかにたくさんの標本があったのか、それらを使って行われた授業を受けてみたい気がします。　　理科教諭　角谷