取組が求める効果や成果 |
|
|
|
I.子育て支援事業に関わる「基礎力」「相談力」「情報力」「コーディネート力」「実践力」の養成 |
|
|
|
学生は教育プログラムを遂行することにより、子育て支援事業を実施するに必要な2I(「情報力(IP)」、「実践力(IA)」)と3C(「基礎力(CK)」、「相談力(CC)」、「コーディネート力(CO)」)の力をスパイラル的に獲得することを期待します。 |
|
|
|
- a 「基礎力」(CK: Comprehension & Knowledge)
- 男女共同参画の理念と子育て支援についての学問的基礎を身につけ、共同参画と子育ての情報や体験をより正確に創造的に把握できるスキーマーとなる力。
- b 「相談力」(CC: Consultation & Conference)
- 子育てに関する個別の問題点を抱えた人々のコンサルテーションを行い、個人(母親や父親等)や支援団体等のニーズを汲み上げることができる力。
- c 「情報力」(IP: Information Processing)
- 官民に渡る子育て支援施策等の情報を収集・分析し、新たなプロジェクトを企画・開発して地域・行政・企業・NPO等へ有効且効果的に発信する力。
- d 「コーディネート力」(CO: Coordination & Organization)
- 個別の問題点を抱えた人々のニーズに支援団体等のニーズを組み合わせ、地域資源を有効利用できるようサポート体制を構築・組織化し、プロジェクトの目的・目標に適合するように柔軟かつ創造的にまとめ上げる力。
- e 「実践力」(IA: Implement & Action)
- 地域における子育て支援プロジェクトを企画・立案して有効かつ妥当な方法で実施し、その行動が適切かどうかを自ら評価し修正・改善する力。
|
|
|
|
 |
|
|
|
II .将来の「地域と社会のリーダーとなる人材」の育成 |
|
|
|
地域の子育て支援に学生が主体的に関わることにより、学生の自己教育力を涵養します。また、実践で得られた達成感を基盤として学生の自己有能感を高め、将来の自らの子育て力を養成し、子育て支援に携わる地域と社会のリーダーとなる人材を育成します。 |
|
|
|
III .男女共同参画による子育て支援の「地域のコアセンター」の形成 |
|
|
|
子育て支援開発センターは子育てに関する「知」を結集した地域のコアセンターとしての役割を担います。子育てに関する研究・開発を行い、学生の教育実践を支援します。地域・行政・企業・NPO等と協議しながら、普遍的な「子育て支援モデル」(UAMCS)の開発を図り、行政・企業を含めた社会・経済団体へ提言するとともに、子育てについての様々な情報を発信します。 |
|
|
|
VI . 「地域の子育て支援に携わる人材」の育成 |
|
|
|
教育プログラムの活動を通じ、子育て支援開発センターと学生が、父親・母親、祖父母、近隣住民、NPO、地域コミュニティー、さらに行政・企業と連携して地域の子育て力を活性化します。また、子育てに係る諸問題の解決を図るとともに、地域で子育て支援に携わる人材の育成を行います。 |
|
|
|
V. 「少子化対策」への妥当で有効な提案 |
|
|
|
少子化の原因として、子どもを安心して出産し育てられない環境があると指摘されています。
「子育て支援モデル」(UAMCS)は企業・社会への就労環境の整備も提言し、子どもを安心して育てる地域・社会作りを促すものとして、少子化対策に妥当で有効な提案を行います。 |
|
|