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【臨床心理学専攻】実習報告:新版K式発達検査2001の特別講義を受講して

2014年12月18日

新版K式発達検査2001の特別講義が実施され、本大学院の修士課程1.2回生、研修員が受講しました。午前中は、検査の歴史や目的、手順など新版K式発達検査2001の基礎的な事柄を学びました。検査は発達の状態を全般的に推定や評価するだけでなく、療育や発達の支援に役立てることができることを改めて理解することができました。発達の段階を知るといっても単純なものではなく、各検査項目のそれぞれに意味があり、例えば、共同注視や三項関係など項目を通過したか否かだけでなく、検査時の様子にも着目する意味を知ることができました。

午後は、私たち院生が夏期休暇中に録画をした検査のロールプレイの映像を見て、先生方から良い点、改善すべき点についてコメントがあり、実施法の改善点をその場でロールプレイをして頂くなど、実践的な指導を受けることができました。自分たちではわからなかった点に気づくことができ、今後の検査の訓練に向けての課題が明確となりました。講義の内容から学ぶことが非常に多く、院生同士で講義後、日を空けることなく、再度ロールプレイを実施してみました。しかし、先生方のように上手くはいかないこともあり、今後も繰り返し練習を積み、検査が意義あるものになるよう、努めていきたいと思います。

お忙しい中、特別講義を開講して下さった先生方、ありがとうございました。

大学院 修士1年 N.O.

 

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