
履修・授業について
履修単位
大学では、学習の量を「単位」で表します。1単位の学習量は45時間です。45時間を「授業」と「授業時間外の学習(予習や復習などの自宅学習)」に分けて次のように組み合わせて考えます。
◎講義・演習:15時間~45時間の授業+授業時間外の学習=45時間=1単位
◎実験・実習・実技:30時間~45時間+授業時間外の学習=45時間=1単位
※授業は1時限90分を2時間とみなします。
授業科目に対する単位数及び必修・選択必修・選択の区別は、在学生に配布している、履修ガイドまたは学生便覧に掲載しております。必ず、ご確認ください。
CAP制(登録単位数の上限設定)
各年次にわたって適切に授業科目を履修するため、学生が修得すべき単位数について
1年間または1学期に履修科目として登録することができる上限を定めています。
これをCAP制と言います。
※受講登録の際は、必ず事前に「学生便覧」「履修ガイド」をよくお読みください。
単位数及び対象科目は以下の通りです。
◆対象科目:原則すべての科目
※ただし、曜日時限指定のない集中講義、卒業論文、学外における実習科目、
一部の学士課程基幹教育科目などは対象外になります。詳しくは「履修ガイド」をご覧ください。
条 件 | 各学期(春期・秋期) 24単位 |
---|
※通年科目については、その単位数を1/2にして春期・秋期それぞれの登録単位数として計算します。
◆履修登録単位数の上限の緩和
前年度に40単位以上修得し、かつ前年度のGPA値が3.0以上の場合には、上記の上限単位数に各学期6単位追加されます。
また、特定の資格取得が目的で、下記の条件を満たし、かつ申し出た者については、学科が認めた場合に限り、上記の上限単位数に各学期6単位追加されることがあります。
条件:前年度の修得単位数が40単位以上、かつ前年度のGPA値が2.5以上で、当該年度までに配当の卒業必修科目及び当該資格必修科目の未修得がない者。
シラバス
授業選択ガイドとして、学生の皆さんが自分の興味、関心、学修計画に沿った科目を選択できるように、
また、あらかじめ、授業内容、方法、評価について学生の皆さんと授業科目担当教員が相互に確認
できるように、当年度の開講科目のシラバスを作成しています。
シラバスはWeb上で公開しています。
履修登録について
履修登録は、『樟蔭UNIPA』で行います。
その学年で履修しようとする科目について、春期・秋期・通年・集中講義等に関わらず、全て4月に受講登録します。
各年度の初めにガイダンスを行います。
以下の資料を配付しますので、各自必要な内容を確認し、履修登録に活用してください。
資 料 | 内 容 | |
---|---|---|
1 | 授業科目一覧表(時間割) | 当年度に開講される授業科目を掲載しています。 |
2 | 履修ガイド ※2年次以降は変更箇所のみ配付 |
履修方法についての説明、授業科目表、学科・課程ごとの履修上の注意事項等を掲載しています。 |
3 | カリキュラムマップ ※1年次のみ配付 |
学生が獲得すべき知識・能力を「到達目標」として示し、どの授業科目でどのように達成されるかを一覧表で表現したものです。 |
履修登録の注意事項
・履修登録は学生本人の責任において行います。
・所定の期間中に履修登録手続きを行ってください。期間を過ぎると履修登録ができません。
・履修登録期間の終了後は、原則として履修科目の取消・追加等の変更はできません。
・履修登録をしていない科目は、授業に出席等していても単位は与えられません。
・学科・専攻・クラスの指定がある科目は、必ず指定された授業コードを履修登録してください。
・定員のある科目は抽選を行います。受講を希望する場合は、「抽選希望登録」を必ず行ってください。
※定員を設けている科目は「授業科目一覧表(時間割)」の備考欄に人数が記載されている科目です。
・履修登録に先だって「予備登録」が必要な科目があります。
シラバスや配布資料を確認のうえ、第1回目の授業で教員の指示に従ってください。
その他履修登録関係の注意事項
・同一科目の開設単位をこえて履修しても「反復」となり、単位は加算されません。
・曜日・時限が異なっている場合であっても、同じ科目名の履修はできません。
・原則、同一の曜日・時限に行われる科目を重複して履修登録することはできません。
・授業科目名に「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」「Ⅳ」とある科目は、「Ⅰ」等の単位を修得しなければ「Ⅱ」等の履修をすることができません。
※「A」「B」等とある科目は履修の制限はありません。
・自分の学年以下に配当されたものを履修してください。上位学年に配当された科目は履修できません。
・不合格または未履修の必修科目は教員等の指示に従い履修登録してください。
・一旦修得した単位は取り消すことはできません。
履修登録について、わからないことがあれば、修学支援課(ラーニングサポート)または学科教務委員の先生に問い合わせてください。
受講登録の流れ
樟蔭UNIPAの具体的な操作方法については、「情報活用ハンドブック」を参照してください。
●『樟蔭UNIPA』にログイン

●履修登録の流れ


●時間割の登録

※学内・学外に関わらず、インターネットに接続されたパソコンから利用できます。
※秋期には同じ手順で「変更登録」(秋期の科目のみ追加・削除)を行います。
授業を受講するにあたって
履修登録を行った授業を受け、定期試験で合格すると単位を取得できます。(試験以外の方法で評価する授業科目もあります)。授業は1コマ90分、1学期に15回、通年科目は2学期に渡り30回行います。
※履修登録していない授業を受講しても単位は修得できません。
授業を受けるにあたって、以下の点を遵守してください。
- 各授業の初回に行われる科目の概要・到達目標・評価方法および授業におけるルールの説明をよく理解し、授業担当教員の指示に従って授業を受けてください。
- 授業に出席することは、学生の権利であり義務です。
- 授業中の私語は「他の学生の学ぶ権利」を侵害する行為であることを認識し、厳に慎んでください。
- 授業中は授業に関係のないもの(かばん、携帯電話、化粧道具、飲食物など)を置かないでください。
- やむを得ず授業中に入退室する際には、他の受講生に迷惑をかけることがないよう心がけてください。
加えて、授業時間中、廊下などで授業の妨げとなる言動をしないでください。 - 上記のルールに反し、退室等を命ぜられた時には、速やかに教員の指示に従ってください。
「他の学生の学ぶ権利」を侵害する行為があった場合には、授業の受講や単位の認定が受けられない場合があります。また著しい侵害の場合は、大阪樟蔭女子大学学生懲戒処分規程第3条第4項に基づき、懲戒の対象となります。
教室変更・休講・補講について
- 教室変更について
授業で使用する教室が変更される場合があります。教室変更連絡は樟蔭UNIPAで確認してください。 - 休講・補講について
大学または授業担当者のやむを得ない事由や、天候、交通機関の運休、授業の進度等により、授業を休講することがあります。また、授業が休講となった場合、原則として授業期間内に補講授業を行います。休講連絡・補講連絡は樟蔭UNIPAで確認してください。
試験について
- 試験の区分
試験には本試験、追試験があります。試験は原則として筆答ですが、レポート、口述等をもって
これに代えることがあります。
●本試験
・原則として春期および秋期の試験のために設けた期間内に授業科目担当者が行います。
・試験を受けるためには、原則として当該科目の授業時間数の3分の2以上出席することを要します。
ただし、受験資格の有無についての最終決定は、担当教員の判断によるものとします。
●追試験
・やむを得ぬ事情で試験を欠席し、証拠を添えた理由書で願い出た者につき、担当教員の認めた者に限り、当該科目を登録した年度内に行い、次年度以降は行いません。
・ただし、教務委員会の認めた者については次年度春期終了時までの間は追試験を行うことができます。 - 追試験を受けようとする者は、ラーニングサポートで所定の受験手続きをしなければいけません。
- 一度合格した科目の再受験はできません。
- 履修登録科目の単位認定について、試験以外の方法によって行う際の認定要件等についても上記に準じます。