国際交流

日本語教育課程向け研修

本学では、将来日本語教師として活躍することを目指す学生を対象に、海外の日本語教育機関で教育実習を行っています。実習先は、アメリカ・ポーランドの2ヶ国で、海外の日本語教育の現場を体験し、実践力をつけるプログラムです。また、英語の運用力を高める為の講座も受講することができます。

※戦争・感染症その他の理由で、渡航が危険と海外研修主催者側が判断した場合、催行を中止いたしますので、あらかじめご了承ください。

カリフォルニア州立大学フレズノ校 中期研修
 (アメリカ・カリフォルニア州・フレズノ市)

フレズノ州立大学
期間 8月中旬~12月中旬 16週間
応募資格 【日本語教育実習コース】
日本語教育課程の科目を一定数修得済みまたは履修中
研修先 California State University, Fresno, American English Institute
(カリフォルニア州立大学フレズノ校附属アメリカン・イングリッシュ・インスティチュート)
授業内容 フレズノ州立大学の言語学科の日本語授業に教育実習生として参加し、アメリカの日本語教育の現場を体験し、実践力をつけます。
宿泊先 大学寮
募集人員 1名以上
費用

約160万円(渡航費用、授業料、寮費等) + その他諸費用(生活費、予防接種代等)

※換算レートにより、金額が前後することがあります。

授業料減免
奨学金
このプログラムに参加し、定められた手続き及び条件を満たした者に対し、研修終了後に本学の授業料30万円を減免する制度があります。10万円を別途支給する学内奨学金制度があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
選考方法 面接(英語、日本語)・学内成績
取得単位 16単位
応募方法 清志館2階 樟蔭国際学習センターのカウンターに設置された申込用紙に記入後、樟蔭国際学習センターに提出
募集 実施前年の10月~実施年の4月

参加決定後は、数回の事務手続きに関わるミーティングや英語の事前レッスンを行いますので、必ず参加してください。

※【2022年】新型コロナウィルス感染症の影響のため、中止となりました。

フレズノ州立大学中期研修日本語教育実習コース

私は大学入学当時から日本語教育に興味があり、将来は日本語教員になることも視野に入れているので、日本語教育実習コースのプログラムで留学しました。主に授業内で先生のアシスタントをしますが、実際に授業をする機会がありました。また、授業外でもConversation Hourといって日本語を教える時間が週に1回、1時間ありました。この時間は日本語を学習している学生たちとコミュニケーションをとるための良い機会になりました。また、教える内容や教え方を考えるのは大変でしたが、その分責任感や指導方法を身につけることができました。日本語教育実習だけではなく、自分のレベルにあったクラスで英語の勉強もしっかりすることができます。「日本語教育について興味がある!英語の勉強もしたい!」という学生はこのコースで留学することをおすすめします。この4ヶ月、とても充実した時間を送ることができました。また、将来の夢に近づくための良い機会になりました 。

A.O.さん

 
 

オークランド日本語実習

大学では日本語だけでなく日本文化や古典などの幅広い授業を見学しました。また、放課後に先生方から特別授業をしていただけるなどの貴重な体験をしました。
高校では実際に日本語の授業を行い、教えることの難しさ、退屈そうに授業を聞いていた子が、次第に日本語に興味を持ってくれた時の嬉しさを知りました。
この実習を経験し、日本語教師になりたいという思いが生まれたとともに、もっと日本の言葉や文化を勉強したいと思いました。

M.S.さん

アダム・ミツキェヴィチ大学 春期短期研修
 (ポーランド・ポズナン市)

アダム・ミツキェヴィチ大学
期間 2月下旬~3月下旬 (4週間)
応募資格 日本語教育課程の科目を一定数修得済みまたは履修中
研修先 Adam Mickiewicz University
(アダムミツキェヴィチ大学)
授業内容 アダム・ミツキェヴィチ大学の言語学科の日本語授業に教育実習生として参加し、ポーランドの日本語教育の現場を体験し、実践力をつけます。
宿泊先 大学寮 募集人員 1名以上
費用 約35万円~40万円(授業料・滞在費・渡航費を含む)

外国為替レートの変動により費用が異なる場合がございます。

取得単位 2単位
募集 実施前年の6月~7月/9月~10月
選考方法 面接(日本語)

参加決定後は、数回の事務手続きに関わるミーティングや英語の事前レッスンを行いますので、必ず参加してください。

 

 

留学の様子

4週間という期間はあっという間に過ぎて行きました。ですがすごく濃密な4週間だったと思います。私は民族言語学科で日本語を学ぶ2回生の週2コマの授業を担当させていただきました。漢字を教えたり、一緒に日本語の問題集をしたりしました。また関西弁についての授業もさせていただきました。どんな内容の授業にするのか、どう教えるのかを考えることはすごく大変でしたが、授業中の学生達の笑顔を見ると大変さは吹っ飛び、日本語教員としてのやりがいを感じることができました。またこのプログラムでは日本語教員としての勉強だけでなく、英語を勉強することもできました。週4コマ私たちと先生の2対1で、私たちのレベルに合った英語の授業をしていただきとても贅沢な時間でした。ポーランドの学生は勉学に対する気持ちがとても真っ直ぐで良い刺激になりました。私も負けずにこれから日本語教員課程を主専攻で取り、海外で働くことも視野に入れようと思いました。

国際英語学科 M.M.さん