リベラルアーツ学科
本学科では、修得した知識を「何のために」「どのように使うか」を重要視し、知識の使い手としての“知恵”を「リベラルアーツ」と定義します。先行き不透明な時代であり、答えの決まっていない課題に満ちている現代だからこそ、困難にぶつかったとき、物事を多角的な視点でとらえ、試行錯誤し、自分なりの答えを見つける能力を養います。
学科の特長
特定の分野に偏らない学び
人文・社会・自然の教養科目をバランスよく学びます。特定の分野に閉じこもることなくさまざまな視点から主体的に学修を深めていけるよう、自身の将来像や目標・目的に合わせて科目の組合せを選択することが可能です。
実証的・科学的に探究する
社会的課題の解決に向け実証的・科学的な方法を重視しており、科学的方法の基礎を学び、特に「データスキル科目」では、実験や観察によって得られたデータを分析する方法を学びます。
人間と地域の2つの視点から、PBL科目で課題解決能力を身につける
人間を理解するための視点である“Human”と、地域が抱える課題に向き合うための“Society”、2つの視点から、人間と地域について理解を進めていきます。双方の視点から、様々な課題解決方法を模索する学びである「PBL科目」を通じ、課題解決能力を育みます。
特色ある学び
PBL科目の一例
人間科学実践演習Ⅰ
心理学の知識や手法を使って、社会の中で実際に問題とされていることに取り組みます。具体的には、社会心理学や認知心理学をテーマに、質問紙調査や面接、観察や実験を通じて、購買行動や教育、公共の問題などをグループで解決する方法を学びます。
地域課題実践演習Ⅰ
さまざまなレベルや種類の「地域」に存在する価値を未来に活かす方法を学びます。具体的には、全国の先進的な「まちづくり」や「地域づくり」の事例を演習形式で検討し、その成果や課題を理解したのち、自分が関係する地域を選び、その地域について考察します。授業の終盤には、実践者を招いて活動の目的や課題を直接聞く機会も設けます。
取得可能な主な資格
社会調査士/社会教育主事・社会教育士/司書/学芸員 ほか
活躍が期待される業種・職業
業種 : 卸売・小売業/製造業/情報通信業/サービス業/観光・ホテル業/飲食業/NGO・NPO関連/公務員(警察官・市役所職員など)/金融・保険業 ほか
職業 : 営業職/販売職/企画・マーケティング/調査・分析/ITエンジニア ほか