公開講座等

【2019年度秋期公開講座】消えたヒーロー~“大坂城の花”木村長門守重成と東大阪~

2019年12月7日(土)

『消えたヒーロー~“大阪城の花”木村長門守重成と東大阪~』が開講されました。

2019年度図書館主催の公開講座として、本学学芸学部国文学科の白川哲郎教授を講師に迎え「消えたヒーロー:“大坂城の花”木村長門守重成と東大阪」を開講いたしました。
本講座では、東大阪にゆかりある木村重成をとりあげました。重成は美形の若者として、また理想の忠臣で模範的な人物として第2次世界大戦下に好都合な英雄として教科書や演劇でとりあげられていましたが、終戦とともに消えていきました。
そんな歴史的英雄像としての重成のイメージの変遷を多くの資料を紹介していただきながらわかりやすく説明していただきました。

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さらに図書館所蔵の「河内名所図会」(享和元)をはじめとして、白川教授が集められた資料「国史画帖 大和桜」(1935)など計25点の展示も楽しんでいただきました。

感想(抜粋)

  • 地元東大阪の戦国ヒーローのことがよくわかりました。とても興味深く聞きました。自分でも調べてみたいです。若江の史跡も歩いてみたいです。また、東大阪の歴史講座(できれば史跡めぐり)を開いて欲しいです。
  • 人物についてのエピソードを詳しく知ることができて学ぶことができた。地元に歴史上の名所がたくさんあるのを知り、あらためて興味深いと思った。
  • 木村重成の小学唱歌までつくられていたのには、驚きました。たくさんの資料について説明していただきました。
  • 展示物が講座とリンクしてとてもよかった。

【講座内容】

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戦国物のゲームを除けば、今はその名を目にすることも、耳にすることもほとんど無い木村長門守重成。“大坂城の花”と讃えられた彼は、戦前は尋常小学校の教科書にも取り上げられ、誰もが知る英雄(ヒーロー)でした。
大坂夏の陣・若江岩田の戦いで討ち死にした重成は、大正末~昭和初期、東大阪にあった映画会社・帝国キネマでも映画が作られ、東大阪とも縁の深い人物です。重成を素材に、歴史的英雄像の変遷について考えます。

2019年度秋期公開講座のご案内

【講師】

白川 哲郎 教授

【募集要項】

開催期間 2019年12月7日(土)
時間 13:00~14:30
場所 大阪樟蔭女子大学
受講料 無料
対象 一般社会人・学生(院生・大学生)
募集定員 25名
最少催行人数 15名
主催 大阪樟蔭女子大学 図書館

【受講申込について】

①受講のお申込み
 2019年11月27日(水) 必着
 

②受講受付のご案内 
   申込締切後に本学より必ず「受講の案内」を郵送いたします。
 ※各講座申込締切後5日経っても本学より「受講の案内」が届かない場合は、 お手数ですが本学まで
  お問合せください。

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お問合せ先
大阪樟蔭女子大学 図書館
〒577-8550 東大阪市菱屋西4-2-26
電 話:06-6723-8182 FAX:06-6723-8387

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