
学館連携事業におけるアールヌーヴォー時代の髪型の再現とその意義 ―マネキン用の紙製カツラの制作を通した美容分野の研究紹介―(大学院化粧ファッション学専攻・化粧ファッション学科スペシャル講座2025)
2025年9月13日
学館連携事業におけるアールヌーヴォー時代の髪型の再現とその意義ーマネキン用の紙製カツラの制作を通した美容分野の研究紹介ー(大学院化粧ファッション学専攻・化粧ファッション学科スペシャル講座)が開講されました。
化粧ファッション学科の公開講座「スペシャル講座」の2025年度第2回目は、美容感性研究室の真殿由加里専任講師による「学館連携事業におけるアールヌーヴォー時代の髪型の再現とその意義―マネキン用の紙製カツラの制作を通した美容分野の研究紹介―」を開催しました。本講座では、神戸ファッション美術館との連携事業の一環として、アールヌーヴォー様式の歴史衣装の展示にあたりトータルのよそおいを再現するために制作した、マネキン用の紙製カツラの制作方法や工程などを提示し、美容技術により実現可能となる取り組みと研究成果を紹介しました。
アールヌーヴォー時代の髪型・髪色や、一般に美術館で展示されるマネキン用カツラの解説を行った上で、制作した紙製カツラの試作段階での検討内容、採用したカツラ・髪の材料とその特性、制作の工程、完成品を用いた美術館での展示の様子などについて、ビジュアル資料(スライドと制作作業の撮影動画)の共有と実演を交えて説明しました。参加者の皆様には、使用素材に実際に触れていただき、制作工程の実習も行っていただきながら、本講座オリジナルの体験が提供できました。
|
|
【講座内容】
大阪樟蔭女子大学と神戸ファッション美術館の学館連携事業の取り組みの1つとして、美術館での歴史衣装の展示において髪型を含むトータルファッションのよそおいを再現することを目的に、アールヌーヴォー様式のドレスの展示に使用するマネキン用の紙製カツラを制作しました。本講座では、その制作方法・工程などの解説を通して、美容分野における研究成果の一端をご紹介します。
【講座詳細および受講申込について】
下記、Peatixページをご覧ください。
お問合せ先 大阪樟蔭女子大学 学芸学部 化粧ファッション学科 |
※メールの設定について
本学よりメールにてご連絡をさせていただく場合がございます。迷惑メール防止のための受信設定を
している場合は、あらかじめ設定を解除、あるいは【@osaka-shoin.ac.jp】【@peatix.com】からの
メールが受信できるようドメイン指定設定をお願いいたします。