大阪樟蔭女子大学 OSAKA SHOIN WOMEN'S UNIVERSITY
公開講座等

子ども研究所シンポジウム・リカレント講座 音楽を通じた療育・教育~奇跡が起きる!アゴラ音楽クラブの歩みから

2025年10月11日

子ども研究所シンポジウム・リカレント講座 音楽を通じた療育・教育~奇跡が起きる!アゴラ音楽クラブの歩みからが開講されました。

児童教育学科の4回生、申込された本学の卒業生、本学院生、一般の方など幅広い受講者をお迎えすることができました。水野惠理子先生のお話は、ギリシャ哲学における音楽観に始まり、ダウン症や自閉系スペクトラムの基本的理解、音楽療法との出会い、障害児とのすったもんだの試行錯誤を経て学術的アプローチまでと広く深い視野で音楽療法をとらえるものでした。情報量も多く、深いお話にも関わらず、終始、優しい語り口、分かりやすい資料、リアルな映像をまじえての講演は、分かりやすく、面白く、あっという間に時間が過ぎました。学生からはresponで、会場からは質問紙で質問を受ける形式で質疑応答をおこない、時間いっぱい、次々に質問を投げかけ、たっぷり疑問に答えていただきました。受講者からは「とても勉強になりました」「音楽の効果を再認識しました」「実践をともなう講座はとても説得力がある」「今後に活かしたい」「日本では遅れている、もっと身近なものになれば」「実際に障害児と関わっている映像を見ることができて、接し方がよくわかりました」など、みなさんの関心の高さと講座の中身の濃さ、分かりやすさがうかがえる感想が寄せられました。

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感想(抜粋)

  • 貴重なお話をありがとうございました。愛を持って接することが大切だと改めて感じました。最後の太鼓もすごく感動しました。
  • 実際に出会った子どもの話から音楽とかかわったときの障害者の特徴について学ぶことができ、これから会う子どもに活かせれることだと感じました。
  • 音楽療養の過去の歴史や、音楽療養と患っている障害の関係性を知ることで、より、音楽療養の大切や・重要さを知ることができました。
  • 音楽療法について聞いたことはあったのですが、あまり詳しくは知らなかったため、実際に和太鼓を教えている動画を見たりお話を聞いたりして音楽療法について理解を深めることができました。楽しみながら何かを出来るというのはとても重要だと思うので、自分も子どもたちと関わる時に大切にしたいと感じました。

【講座内容】

音楽活動を通じた療育を実践してこられた水野惠理子氏を講師にお招きします。音楽の指導者、音楽療法士としての実践的、臨床的な観点と音楽の療法的効用に関する実証研究の知見をあわせ持つ水野氏のお話をうかがい、音楽の力について考えます。 (講師より)  私が初めて自閉症の少年と出会ったのは40年余り前。当時はまだ自閉症がどういった障がいなのかほとんど知られていませんでした。その後音楽療法に興味を持ち、音楽教室や福祉施設、病院などで、音楽を通して身体や知的に障がいのある子どもたちと関わってきました。その中で体験した音楽の力や音楽がもたらす奇跡のようなできごとについてお話ししたいと思います。

 【講座詳細および受講申込について】

下記、Peatixページをご覧ください。

「2025年度秋期公開講座「子ども研究所シンポジウム・リカレント講座 音楽を通じた療育・教育~奇跡が起きる!アゴラ音楽クラブの歩みから 」【Peatix】

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