新着情報

日本語・日本文化研修留学生が株式会社ジェイテクトを訪問しました。

2014年07月07日

7月3日(木)に、本学の国費留学生日本語・日本文化研修留学生(日研生)2名が株式会社ジェイテクト大阪本社(大阪市中央区南船場)を訪問し、人事部人材開発室橋本隆一室長と中田央子主任から、グローバルに事業展開する日本企業の人材育成の取り組みについてお話を伺いました。

(株)ジェイテクトは世界トップクラスの軸受メーカー光洋精工(株)と、世界有数の技術を誇る工作機械メーカー豊田工機(株)が合併し2006年に発足した大手部品メーカーです。一般消費者が直接目にしたり、手に取ったりすることがほとんどない商品を扱っているため、日研生にとっては馴染みがなかったのですが、会社の概要説明で、その部品が自動車関連から、鉄鋼、鉄道、航空・宇宙、建設機械、風力発電など、さまざまな領域に広がり、また、日本国内だけでなく、世界中で事業展開をしていることを知り、実は身近な存在であることを知りました。

日研生にとって、特に興味深かったのは、(株)ジェイテクトで現在力を入れておられる人材育成における「ダイバーシティ(diversity=多様性)」の取り組みについてでした。いかに多くの優秀な女性と外国人を採用するか、採用後、その能力を十分に発揮できるようにするにはどうしたらよいか、というのが喫緊の最重要課題。女性で外国人、しかも日本社会に強い関心を持つ日研生は自国での女性が働く環境と比較しながら、率直に自分の考えを述べ、橋本室長も日研生の言うことに耳を傾け、日本企業の現状について踏み込んだ説明をしてくださいました。また、中田主任も、女性総合職の社員としての経験を日研生にわかりやすく語ってくださり、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

本学の日研生のために、このような貴重な機会を与えてくださった(株)ジェイテクトの皆様に心より感謝を申し上げます。

本学の国費留学生日本語・日本文化研修留学生が株式会社ジェイテクト大阪本社を訪問

新着情報