在学生の皆さんへ ~客員教授からのメッセージ~
秋期の定期試験や課題レポート作成など、忙しい毎日を送っていることでしょう。またコロナウィルス・オミクロン型の感染拡大が治まる気配がなく、平穏な気持ちを保つことも難しいと感じる人もいると思います。
今回、客員教授の桂かい枝師匠から、学生の皆さんへの応援メッセージが届きました。勉強の合間にちょっとアクセスして、師匠の小噺を聴き、リフレッシュできればと思います。
学長 北尾 悟
桂かい枝 客員教授
Profile
1969(昭和44)年 兵庫県生まれ。1994(平成6)年 五代目 桂文枝に入門。1995(平成7)年 「東の旅~煮売屋」で初舞台を務める。
2004(平成16)年 文化庁芸術祭演芸部門新人賞・咲くやこの花賞を受賞。2005(平成17)年 NHK新人演芸大賞落語部門大賞を受賞。
2006(平成18)年 第1回繁昌亭大賞爆笑賞を受賞。
2007(平成19)年 東西若手落語家コンペティション優勝。
文化庁より文化交流使に任命される。
2008(平成20)年 渡米し、1年間をかけて全米33州を回るアメリカツアーを敢行。
2010(平成22)年 第5回繁昌亭大賞創作賞を受賞。
2014(平成26)年 世界的芸術祭「エジンバラ フェスティバル フリンジ」で最高評価の五つ星を獲得。
2016(平成28)年 大阪樟蔭女子大学の客員教授に就任。
第11回繁昌亭大賞 奨励賞を受賞。
2018(平成30)年 第13回繁昌亭大賞を受賞。
偶然見た五代目桂文枝の高座に惚れ込み、それまで全く経験がないにも関わらず弟子入りを決意。稽古を地道に重ねながら初舞台を迎え、舞台直前に師匠から「仕事開始」のシャレから「かい枝」の高座名をもらったという逸話がある。古典落語や創作落語にくわえ、日本独自の笑芸「RAKUGO」の魅力を世界の人たちにも伝えたいと、1997年より英語落語の海外公演を行い、これまでに世界27カ国108都市で300回を越える公演を行なっている。文化庁より文化交流使に任命され、1年間をかけてキャンピングカーで全米を巡るアメリカツアーを実施。大きな話題となる。オーストラリア シドニーのオペラハウスや、アメリカの国立劇場ケネディセンターなど世界的な劇場でも英語落語公演を行う。現在、小学校、中学校、高等学校の複数の英語教科書に取り上げられている。またNHKワールドテレビでは「RAKUGO NIPPON」という海外向けの落語番組にもレギュラー出演している。
落語作家 小佐田定雄、芸能史研究家 前田憲司とともに歴史に埋もれた「古墳落語」を復活させる落語会「発掘カイシ!」を定期開催し、三遊亭圓朝作品の復活などにも取り組んでいる。
楳垣 真弓 客員教授
Profile
同志社大学 文学部卒
1983年 都ホテル入社
2009年 京都駅4番線ホテル(仮称)開業準備室 室長
2011年 ホテル近鉄京都駅 総支配人
2015年 ホテル近鉄ユニバーサル・シティ 総支配人
2016年 株式会社近鉄・都ホテルズ 執行役員 人事部長
2017年 本学 客員教授 就任
2018年 株式会社近鉄・都ホテルズ 取締役
2021年 株式会社近鉄・都ホテルズ 取締役
ホテル運営本部京都エリア統括およびウェスティン都ホテル京都総支配人
栗木 隆 客員教授
Profile
昭和56年、大阪大学工学部醗酵工学科卒業後、江崎グリコ株式会社入社。
生物化学研究所 研究員を経て、平成12年に同研究所 所長、平成19年に江崎グリコ株式会社取締役 研究部門統括、その後、研究本部長を歴任。 平成20年に江崎グリコ株式会社 取締役 常務執行役員、現在、グリコ栄養食品株式会社 代表取締役社長と多方面に活躍している。平成2年に大阪大学にて博士号(工学)を取得後、カナダ・アルバータ研究所および米国・ミシガン州立大学で博士研究員として海外経験を積む。
また、神戸大学非常勤講師(平成13年4月~平成18年3月)、大阪市立大学非常勤講師(平成14年4月~平成18年3月)、北陸先端科学技術大学院大学インダストリアルアドバイザー(平成15年4月~平成21年4月)、大阪大学非常勤講師(平成18年10月~平成22年3月)等で後進の育成に努めた。
江川 悦子 客員教授
Profile
1976年出版社入社後結婚を機に渡米。
1979年ハリウッドにあるJoe Blasco Make‐up Center入学。
同校を卒業し映画スタジオで助手となる。
映画『デューン/砂の惑星』、『ゴーストバスターズ』、『キャプテンEO』
などのプロジェクトに参加。
特殊メイクの第一人者リック・ベイカー氏に師事する。
1986年日本に帰国し日活撮影所の中に特殊メイク制作会社
メイクアップディメンションズ設立、2008年東宝スタジオに移動。
白井 文 客員教授
Profile
全日本空輸株式会社客室乗務員として11年間勤務後、人材育成会社を起業。
無所属で尼崎市議会議員を2期務め、2002年12月全国最年少女性市長(当時)として尼崎市長に就任。公開と協働参画を基本として、財政再建と福祉のバランスのとれた市政運営を目指し2期8年間取り組み、稲村和美市長にバトンをつなぐ。(2代続けて女性市長は全国初)
その後、グンゼ株式会社(2019年6月まで)、住友精密工業株式会社(2019年6月まで)、三洋化成工業株式会社、ブラザー工業株式会社、東洋アルミニウム株式会社など社外取締役を多数務め、その傍ら、一般財団法人大阪府男女共同参画推進財団業務執行理事(2013年7月ー2020年6月)として活躍するなど精力的な活動を行っている。
日比 浩一 客員教授
Profile
1984年京都市立芸術大学音楽学部卒業、同時に音楽学部賞を受賞。
その後、神戸室内合奏団(現・神戸市室内合奏団)ソロ・ヴァイオリン奏者、関西フィル コンサートマスターを経て現在、名フィル コンサートマスターを務める。
これまでに神戸室内合奏団、テレマン室内管弦楽団、関西フィル、名フィルと共演したのをはじめ、京都・大阪・神戸でリサイタルを開催。NHK-FMにも出演。ほかに京都フィルハーモニー室内合奏団客員コンサートマスター、 ザ・ストリングス名古屋、井上まゆみピアノ・トリオ、アンサンブル・ベガのメンバーとして、幅広く活動。
第32回全国学生音楽コンクール西日本大会第2位。ヴァイオリンを江口邦子、(故)篠原虎一、(故)岩淵龍太郎の各氏に、室内楽を梅原ひまり、岸邉百百雄の各氏に師事。
名古屋芸術大学教授、大阪音楽大学特任教授、大阪樟蔭女子大学客員教授。愛知県立芸術大学非常勤講師。 (社)日本演奏連盟、宝塚演奏家連盟会員。
伴奏:鈴木華重子 先生
曲名:ドヴォルザーク『ユーモレスク Op. 101, No. 7』
肥田 美代子 客員教授
Profile
大阪市生まれ。
参議院議員、衆議院議員を経て、公益財団法人文字・活字文化推進機構理事長、一般財団法人出版文化産業振興財団理事長を歴任。
国際子ども図書館の設立、子どもゆめ基金の創設、子どもの読書活動推進法および文字・ 活字文化振興法の制定、子ども読書年に関する国会決議、国民読書年に関する国会決議の採択、学校司書の法制化、著作権法改正等に尽力。
著書に、ゆずちゃん(ポプラ社)、山のとしょかん(文研出版)、森の本やさん(文研出版)、 「本」と生きる(ポプラ新書)学校図書館の出番です!(ポプラ社)、ヘレーじいさんのうた(文研出版)ほか多数。
東野 敏夫(舜水) 客員教授
Profile
元大阪府立八尾翠翔高等学校校長であり、全大阪書芸連盟会長、全国大学書道学会会員、全日本書写・書道教育学会会員。
また、全日本高等学校書道教育研究会会長、大阪府高等学校書道教育研究会会長を歴任、文部科学省学習指導要領改善協力者会議 委員も務めた。
展覧会活動については、個展18回(国内13回)、グループ展 45回。 海外では、プランス・パリ展を2013年から行っている。
著書に、中国書道史 共著(ユーカリ社)、中国書道全集 共著(平凡社)、 高等学校教科用図書(書法ⅠⅡⅢ) 共著(中京出版)、文部科学省学習指導要領高等学校芸術科書道解説書 共著 ほか多数 。
tupera tupera 亀山 達矢 客員教授
Profile
tupera tuperaとは、亀山達矢氏と中川敦子氏によるユニット。
絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、舞台美術、立体作品、アニメーション、雑貨制作など、様々な分野で幅広く活躍。NHK Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当。
絵本に『かおノート』(コクヨ)『やさいさん』(学研)『しろくまのパンツ』(ブロンズ新社)『うんこしりとり』(白泉社)『こわめっこしましょ』(絵本館)など著書多数。『わくせいキャベジ動物図鑑』(アリス館)で第23回日本絵本賞大賞を受賞。海外でも様々な国で翻訳出版されている。
京都造形芸術大学 こども芸術学科 客員教授