【平成29年度秋期公開講座】大阪・上方の言葉文化（全4回）

『大阪・上方の言葉文化（秋期）』が開講されました。

　国文学科では「大阪・上方の言葉文化」をテーマに4回の公開講座を行いました。

　第1回目は「歌舞伎－三都比較に見る近世大阪の特質」というテーマで森西真弓教授が担当しました。現在はなかなか上演されなくなった侠客物を取り上げ、近世大阪での人気の理由を紐解きました。

　第2回目は長谷あゆす講師によって江戸時代に大阪で活躍した井原西鶴の浮世草子を取り上げました。テーマは「西鶴が描いた親不孝話～『本朝二十不孝』巻１の１を読む～」でした。

　後半の第3回目は、嶋崎さや香講師が「本と大阪」というテーマで行いました。江戸時代から明治時代の大阪を“本”からのぞいてみよう、というのがコンセプトでした。江戸時代の引き札、明治時代の地図や絵葉書などから、本を取り巻く大阪の様子を垣間見ました。

　最終回の第4回目は、奈良﨑英穂准教授による「新選組小説の系譜～司馬遼太郎その他～」でした。1920年代から2000年までの80年の間に及ぶ新選組小説を、時代背景などとともに振り返りました。

【講座内容】

　大阪・上方。この地域には古くから親しまれてきた言葉や文学・芸能作品が数多くあります。けれども、いつも接しているだけにかえってその魅力を見つけることが難しいこともあります。
　本講座では日常ではなかなか目に留まらない、大阪（上方）文化の「おもしろさ」を皆さんにご紹介します。各分野の専門家である国文学科の教員による「大阪・上方」の世界にどうぞご期待ください。

 【募集要項】

【スケジュール・題目・講師】

【受講申込について】 

①受講の申込 　

　申込締切：
　・全4回講座をお申し込みされる場合
 　　→平成２9年10月25日（水）　必着  
　・お好きな講座を選んでお申込みされる場合
　　→申込締切：上記スケジュールをご確認ください
　（※最少催行人数に達せず、不開講となった講座については申込締切後に本学より
　　　ご連絡いたします。）
　（注意）  　
　・本学より送付した振込依頼書を使用し、りそな銀行窓口でお支払いただくと
　　振込手数料は無料です。  
　・複数の講座を申込みされる場合は、申込締切の早い講座に合わせて
　　お申込みください。
　・受講料納入後の取り消しおよび返金はできません。

②受講のご案内をいたします

 　申込締切後に本学より必ず「受講の案内」についてご連絡させていただきます。
　※お申込み内容の確認、講座変更のお知らせ、問合せ対応については適宜ご連絡させて
　　いただきます。
　※なお、各講座締切後5日経っても本学より連絡がない場合は、 お手数ですが本学まで
　　お問合せください。

 ③期日までに受講料をお振込みください

　受講の案内と振込依頼書がお手元に届きましたら、案内をもとに納入期日までに
　受講料をお振込みください。振込済みを確認できるものが「入校証」となります。
　大切に保管の上、講座当日にご持参いただき、本学に入校いただく際に門衛に
　ご提示ください。
　なお、入校証は毎講座必ずご持参ください。

【メールの設定について】 　
本学よりメールにてご連絡をさせていただく場合がございます。迷惑メール防止のための受信設定をしている場合は、あらかじめ設定を解除、あるいは【@osaka-shoin.ac.jp】からのメールが受信できるようドメイン指定設定をお願いいたします。

【HPでの申込】

申込フォームより、必要事項をご入力の上、お申込みください。
※学生の方は『備考欄』に学校名、学年をご記入ください。
申込フォーム

【FAXでの申込】

申込フォーム(FAX送信用)に必要事項を記入の上、ＦＡＸでお送りください。

申込フォーム(FAX送信用).pdf

【アクセス方法】

近鉄奈良線「河内小阪駅」下車　西へ徒歩３００メートル
JRおおさか東線「JR河内永和駅」下車　東へ徒歩４００メートル
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
交通・アクセス