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日本語日本文化研修留学生の研究発表・懇親会を行いました。
2015年08月10日
2015年7月30日に、ポーランドとブルガリアから学びに来ている日本語日本文化研修留学生(日研生)の研究発表会が行われました。これは、本学での留学生活をこの9月をもって終える1年間の総まとめとして行ったものです。
先ずは、国際交流委員長の呉先生より冒頭の挨拶と日研生の紹介で始まりました。
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一つ目の発表は、ポーランドの学生が、「江戸時代から近年までの怖い話の変化」について話しました。江戸時代の百物語から始まり、近年のドラえもんの都市伝説やチェーンメールまで、時代とともに生活環境などの変化に伴って怖い話・都市伝説が変遷する様子が詳しく述べられました。
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質疑応答では、懐かしい「口裂け女」の例を挙げた都市伝説の寿命に関する質問もありましたが、日研生は的確に自分の考えを述べていました。
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本学の学生も熱心に聞き入っていました。
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次に、ブルガリアの学生が「日本における英語教育の問題点」について発表しました。インタビューとアンケート調査の2つのデータを用いて、英語教育の問題点を指摘し、そこから改善策を提案しました。
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英語教育に関係している教員からも質問やコメントがなされ、活発な議論となりました。ブルガリアの学生は母国に帰って、英語教員になることが決まっていますが、日本の英語教育の発展にもぜひ力を貸してほしいと思います。
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暑い中、来て下さった参加者からも、研究テーマである英語教育について質問がありました。
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本番前まで、とても緊張していた学生も発表の後の質疑応答では、ようやくほっとしたのか笑顔を見せていました。
教員、学生、スタッフなど、多くの方たちが発表を聞きに来てくれました。そんな中、2人は立派に発表を終え、1年間の学習の成果を見せてくれました。
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発表会の後は、芳情館1階で懇親パーティを行いました。
会場の飾りつけは、留学サポーターのみんなで考えてデザインしたものです。色とりどりの料理がテーブルに並びました。
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先ずはクラッカーで日研生を迎え、学長の乾杯の音頭でパーティの始まりです。
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日研生が樟蔭で過ごした10ヶ月余りの間に関わりのあった人達が集い、二人の思い出話や、今日の発表について語り合いました。
カフェのあちこちで話に花が咲きます。
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パーティの後半では、日研生のチューターを務めた学生が、2人へのお礼の手紙を順番に読みあげました。
学習のサポートだけでなく、精神面においても、一人の友人として支え合って来た事を窺い知ることができるような心温まる内容でした。
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そして、みんなからのプレゼントは今回飾り付けを担当した学生が代表で贈りました。
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最後に日研生の2人からお礼の言葉を述べてこの会はお開きとなりました。
オープンして日の浅い素敵なカフェでのパーティは、終始和やかな雰囲気で幕を閉じました。
2人の日研生にとって、樟蔭での生活が実り多いものであり、一生の思い出に残るようなものであったなら幸いです。