学長　新年のご挨拶

　新年あけましておめでとうございます。
　皆さまにおかれましては、穏やかで幸多き「新常態」の新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。

　昨年は新型コロナウイルス感染拡大により社会全体が大きく揺れ動きました。本学でも対面授業や課外活動が制限されキャンパスの雰囲気が激変しました。学生、特に新入生の皆様には多大な苦労を強いてしまいました。学生のみならず教職員含め多くの関係者も同様です。大学そのものの在り方を考えさせられる１年となりました。
　本年は、樟蔭学園がこれまで培ってきた歴史と伝統を重んじつつ、昨年経験したことをしっかりと受けとめ、大学の使命である将来社会の様々な場所で活躍できる人材の育成を目標に、心新たにして次のステージに進んでいきたいと思います。
　大学は教育と研究を推進し人材育成と研究活動を通して、社会の将来的な発展を支え推進する基盤でなければなりません。大学グランドデザイン「美 Beautiful 2030～美（知性・情操・品性）を通して社会に貢献する～」に掲げたビジョンを具体的に推進していくアクションプランを練り上げ、学生一人一人が学修成果を実感できる教育体制を構築していきます。
　今後、より一層の皆様のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。