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「イキチャレプロジェクト キャンドルナイトプロジェクト 浜田化学(株)さん(尼崎市)にお伺いし食用廃油からキャンドルを作りました。」

2021年07月19日

6月30日(水)キャンドルナイトプロジェクトが、

大阪樟蔭女子大学附属幼稚園で年長組の園児たちが描いた紙コップを持って、

尼崎市の浜田化学(株)さんにご訪問させていただき、

廃棄された食用油をクリーン化した油からキャンドルを作りました。

浜田化学(株)さんは、全国のレストランやスーパー、工場

そして店舗から出される食用廃油を回収し、バイオディーゼル燃料、飼料、たい肥、

そして ハンドソープなどにリサイクルされていらっしゃる企業です。

本来であれば廃棄される油を精製し、新たに燃料や製品にリサイクルされています。

ご担当の中野様より食用廃油のリサイクルの現状をご説明いただきました。

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神戸ルミナリエも浜田化学(株)さんのバイオディーゼル燃料を利用して点灯されているとのことでした。

課題としては家庭から出される食用廃油の回収が進まないとのことをお聞きしました。

キャンドルづくりは、まず作業工程をレクチャーしていただき、

社員の方々にもご協力をいただきながら作業を行いました。

精製された油は約100度まで熱します。

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太めのタコ糸を適当な長さに切り、紙コップの中央にくるように割りばしでつるします。

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クレヨンをおろし金で細かくします。

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紙コップに細かくしたクレヨンと油を固める凝固剤を入れます。

紙コップに温まった油を注ぎアロマオイルを数滴入れてかき混ぜます。

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30分ほど経つと油が固まりキャンドルができあがります。

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今回、浜田化学(株)にご訪問をさせていただき、

私たちは、家で出る食用廃油は凝固剤を使って普通ゴミとして処分していたので、

回収され、精製され再び燃料や製品として生まれ変わっていることを初めて知りました。

そして今回、SDGsターゲット12の「つくる責任 つかう責任」を体験することができました。

できあがった紙コップキャンドルは7月7日の附属幼稚園で行われる七夕まつりで、

年長組の園児たちにこのリサイクルの過程をわかりやすく説明しプレゼントする予定です。

浜田化学(株)さんの中野様をはじめ社員の方々、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

浜田化学㈱ホームページ
URL:http://www.hamadakagaku.co.jp/index.php

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