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「笑いは人をつなぐ」の授業で、落語作家の小佐田定雄氏による講義を実施しました

2022年07月07日

全学科 2 年生以上を対象に開講している学士課程基幹教育科目の一つに、「笑いは人をつなぐ」の講義があります。

毎年人気の本講義は、客員教授で落語家の桂かい枝師プロデュースによるもので、心理学、マスコミ、健康、古典芸能(狂言・落語)、演芸などの各分野を専門とする教員やゲストスピーカーが、毎週リレー形式で「笑い」について講義します。

7月6日(水)の授業では、落語作家、狂言、文楽、歌舞伎作家として活躍されている小佐田定雄氏による講義が実施されました。また、桂かい枝客員教授も講師として講義に参加しました。

小佐田氏は会社員から落語作家への転身について、桂枝雀さんと桂米朝さんとのエピソードを交えながら紹介しました。落語について、「落語は話術でどう観客を夢の世界に引き込み、オチで現実に戻すかが重要。具体的な描写はせず、会話中心で構成するので、想像力をもって参加してもらう芸」だと解説しました。さらに笑いの「サゲ」4パターン、「どんでん」「謎解き」「外れ」「合わせ」を小佐田氏が解説。桂かい枝客員教授がすばやく即興でそれぞれのサゲの実例を披露すると、学生らはサゲのしくみがわかって感嘆した面持ちでした。
授業の後半には小咄創作のお題が出され、学生は一生懸命ネタを考え発表。どれも独創的なネタばかりで小佐田氏、桂かい枝客員教授も感心しきりでした。

小佐田氏 小佐田氏と桂かい枝客員教授