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健康栄養学科の学生が、大阪府産機能性米「WE米」を使ったレシピを考案しました

2022年09月10日

健康栄養学部の松田美久子講師のゼミ生が、北大阪農業協同組合(以下JA北大阪)と連携して、大阪府産機能性米「WE米(ウイマイ)」を使った料理のレシピを考案し、WE米の普及に取り組んでいます。
9月12日(月)、14日(水)、16日(金)に学生が考案したレシピの試食会を実施します。

本取り組みは、JA北大阪と大阪公立大学が共同研究により栽培した大阪府産機能性米「WE米」を使い、本学の栄養士・管理栄養士を目指す学生が料理のレシピを考案して、WE米促進につなげるというもの。
健康への効果が期待されるWE米を普及させることで健康増進につなげ、さらには米の消費量低下の問題を解決したいというJA北大阪からの要望で本取り組みはスタートしました。

WE米とは「wx/ae米(ワキシーエーイーマイ)」を指し、一般のうるち玄米に比べて食後の血糖値上昇を穏やかにするレジスタントスターチが約50倍、中性脂肪や悪玉コレステロールを低減させる効果が期待されるγ(ガンマ)-オリザノールが約2倍含まれるなど、生活習慣病予防にも期待できる特殊なお米です。
今回、独特の食感や扱いにくさから料理するには難しいというイメージを払拭するべく、WE米の期待できる健康効果を最大限に活かしたレシピの考案に本学学生が挑戦しました。
市場ではまだまだ浸透していないWE米ですが、レシピを通じて美味しく調理できることをPRしてWE米の普及を目指しています。

今回考案したレシピは、夏野菜のキーマカレー、ナシゴレン、リゾット(トマトリゾット・チーズリゾット)の3種。試食会には、お米を扱う業界の関係者や一般の方を招待して、学生が考案したレシピを試食してもらいます。
さらに学生達は、WE米入りのパックご飯のパッケージデザインにも携わっています。WE米を知らない人達にWE米のことを知ってもらいたいという想いを込めて、何度も話し合いをしながらパッケージデザインを制作中です。完成後は市場で流通する予定です。