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ライフプランニング学科のゼミが取り組む「味噌をいちからつくるプロジェクト」で、学生が有機・無農薬栽培大豆の収穫準備に取りかかります

2022年10月06日

ライフプランニング学科の濵田信吾准教授の(フードスタディコース)3年生ゼミは、地域と協働で遊休地(耕作放棄地)の再活用と地域交流を目的とした「味噌作り」活動を行っています。

濵田ゼミでは、食文化を学際的な視点で学びながら、食に関する諸問題、環境問題などを考察し、主体的に社会とつながる力を身につけています。3年生ゼミが取り組む“味噌をいちからつくるプロジェクト”は、
奈良県生駒市西菜畑町自治会が生駒市の助成を受けて進める「複合型コミュニティづくり」計画の一環として、耕作放棄地を活用した有機・無農薬栽培の大豆作りと、収穫した大豆を使用した味噌作りに地域住民と協働で挑戦します。

5月にスタートした本プロジェクトでは、学生が生駒市西菜畑町の地域住民とともに畑づくりから大豆の種蒔き、猛暑の中の草刈り作業などを行ってきました。8月に獣害被害に遭いましたが、9月には被害を免れた枝豆と地域住民の畑で有機栽培している枝豆を収穫し、収穫したての枝豆の味わい深さに感銘を受けました。
そして今回10月16日(日)は、大豆収穫に向けた収穫準備を行います。当日は竹林管理も兼ねて竹を切り、その竹を使って収穫した後の大豆を天日干し・乾燥するための架掛けの準備をするなど、圃場環境を整えます。刈り取った草は堆肥作りに使い、今回も現地の里山で調達可能な竹を使うなど、味噌づくりを通じた循環型の地域資源利用の可能性を探り実装を目指します。いよいよ11月の大豆収穫のための最終準備に入ります。