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健康栄養学科の学生が、SDGsの考え方を踏まえた食育の推進を柱にした「お魚料理教室」を受講しました。

2023年12月12日

毎年、「大学・行政・生産者(漁師・漁業者)・販売流通 (荷受)」の多様な主体と連携・協働して

食育推進の一環として、12月5日(火)・8日(金)に管理栄養士専攻および食物栄養専攻の

1年生の調理学実習において「お魚料理教室」を実施しました。

今回の趣旨は以下の内容を重点事項を柱に、SDGsの考え方を踏まえて取組と施策を行うものです。

●生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進

●持続可能な食を支える食育の推進

●「新たな日常」やデジタル化に対応した食育の推進

今回は、株式会社うおいち様を講師に迎え、鳥取県様、大日本水産会様から新鮮な水産物・農産物※を

ご提供いただき、実習がスタート。

※鳥取県産 釣りサワラ・紅ズワイガニ・白ネギ・ブロッコリー・お米(星空舞)・柿 (花御所)・ねばりっこ等

食材の紹介とともに、講師の先生が魚の捌き方の見本を見せてくれます。

映し出されたモニターを見る学生の眼差しは、真剣そのもの。

少し緊張した面持ちで慎重に包丁を動かしていきます。

はじめはうまくいかず奮闘している学生も見られましたが、次第にコツをつかんでいき、

手早い動きで調理します。

メインのサワラのムニエルをはじめ、カルパッチョや、鳥取産白ネギを使ったミルクスープ、

鳥取産ねばりっこなど、あらかじめレシピに書かれた注意事項に気をつけながら、

各班協力して調理を進めていきました。

待ちに待った試食では、自分達で作った料理を美味しそうに口に運ぶ姿が印象的でした。


今回の実習では魚の捌き方をはじめ、鳥取県の新鮮な食材を活用した調理法を学ぶことができ、

管理栄養士や栄養士を目指す学生にとって実際の食材を目の前にして、これまで培った知識をもとに

調理をする貴重な経験となりました。