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女性の健康を支援する取り組みの一環として講演会「プレコンセプションケアってなに?!」が開催されました。
2024年06月11日
「プレコンセプションケア」とは「女性やカップルを対象として将来の妊娠のための健康管理を促す取組み」です。次世代を担う子どもの健康にもつながるとして近年注目されているヘルスケアです。WHO(世界保健機関)が「妊娠前の女性とカップルに医学的・行動学的・社会的な保健介入を行うこと」と提唱しており、国際的にも取組みが推奨されています。
大阪樟蔭女子大学では、いち早く「プレコンセプションケア」に取組むため、2024年に北村 瑞穂教授(児童教育学科)、高橋 裕子副学長、木村 明美准教授(健康栄養学科)、保健室の先生方が「SHOINプレコンセプションケアチーム」を結成しました。今後は、学生の皆さんに栄養・生活習慣などの正しい知識や妊娠のための健康管理に関する情報を積極的に提供していきます。
2024年度は3回の学内講演会を予定しており、2024年5月30日に第1回の講演会「プレコンセプションケアってなに?!」が開催されました。この講演会は大阪樟蔭女子大学と東大阪市保健所、こうむら女性クリニックの甲村弘子医師(元大阪樟蔭女子大学教授)、大塚製薬株式会社との共同で企画されたものです。
当日は、適正体重の維持、葉酸の摂取など、妊娠に向けた健康管理の重要性についての情報や、月経痛への対処やピルのメリット、性感染症 対策としてのHPVワクチンの接種、デートDVなどについての説明がありました。参加者からは、「太りすぎず、瘦せすぎずダイエットしようと思いました。」や「ワクチンを接種したいと思いました。」などの感想がありました。