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女性の健康を支援する取り組みとして、SHOINプレコンセプションケア第2回講演会「野菜、食べてる?」が開催されました。

2024年11月07日

「プレコンセプションケア」とは「女性やカップルを対象として将来の妊娠のための健康管理を促す取組み」です。次世代を担う子どもの健康にもつながるとして近年注目されているヘルスケアです。WHO(世界保健機関)が「妊娠前の女性とカップルに医学的・行動学的・社会的な保健介入を行うこと」と提唱しており、国際的にも取組みが推奨されています。大阪樟蔭女子大学では、2024年からいち早く「プレコンセプションケア」に取組んでいます。学生の皆さんに栄養・生活習慣などの正しい知識や妊娠のための健康管理に関する情報を積極的に提供しています。

 2024年度は3回の学内講演会を予定しており、2024年10月31日に第2回講演会「野菜、食べてる?」が開催されました。まず本学健康栄養学科の木村明美准教授から、「女子大生の食事の問題点」というテーマでお話がありました。続いて、健康栄養学科の岡本尚子准教授がカゴメのベジチェックⓇ測定についてご説明くださいました。参加者はベジチェックⓇのセンサーに約30秒手を押し当てて、推定野菜摂取量を測定したり、食生活に関するワークシートを記入したりしました。最後に岡本准教授から「野菜が持っている力とは~野菜はどれだけ摂ればよい?~」というテーマでお話がありました。

 参加者からは、「毎回の食事に野菜を取り入れようと思いました。」などの感想がありました。野菜を摂取することの大切さが伝わる会になりました。