
学芸学部 国際英語学科 改組による言語文化コミュニケーション学科の設置構想について
2024年12月05日
大阪樟蔭女子大学
学長 竹村 一夫
日頃より、大阪樟蔭女子大学の教育活動にご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
このたび、本学では2026年度から国際英語学科を改組転換し、言語文化コミュニケーション学科の設置を構想いたしました。これに基づき、文部科学省に届け出る準備を進めておりますことを、お知らせいたします。
国際英語学科は、1949年に学芸学部に開設された英米文学科を母体に、時代のニーズに合わせ、2010年に改組を行い、常に進化を続けてまいりました。国際英語学科では、国際語としての英語の役割を認識し、国際理解に貢献する高度で実践的な英語運用力の育成を図り、またカリキュラムも海外留学を必修とするなど、国際的な広い視野と深い教養を学びとることができ、その結果として多くの卒業生が様々な社会の場で専門性を生かして活躍しています。
そしてこのたび、国際英語学科で培われた教育研究の実績を基盤に、社会の変化や学生のニーズに合わせ、さらに発展させるべく、言語文化コミュニケーション学科を設置する構想に至りました。言語文化コミュニケーション学科では、言語や文化的背景の多様性を理解し、地域社会で他者と共生するために、急速に進展しているデジタル技術を活用しながら円滑なコミュニケーションを図る能力を持った、グローカル人材の養成をめざします。
これに伴い、2026年度から国際英語学科は、言語文化コミュニケーション学科へと発展的に移行いたしますが、2025年度までに国際英語学科に入学された学生が卒業に至るまで、充実した学生生活が送れますよう、現在の教育環境を継続し、進路・就職支援も継続してまいります。
なお、新学科である言語文化コミュニケーション学科の構想に関する詳しい情報は、今後大学ホームページ・受験生応援サイトにてお知らせいたします。
以上につきまして、何卒ご理解ご支援賜りますよう、お願い申し上げます。