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ライフプランニング学科のゼミが取り組む「味噌をいちからつくるプロジェクト」で、学生が大豆の先芽の摘み取りを行います

2022年07月21日

ライフプランニング学科の濵田信吾准教授の(フードスタディコース)3年生ゼミは、地域と協働で遊休地(耕作放棄地)の再活用と地域交流を目的とした「味噌作り」活動を行っています。

濵田ゼミでは、食文化を学際的な視点で学びつつ、食に関する伝統知、諸問題、そして環境問題について学び、自ら考え、社会とつながる力を身につけています。“味噌をいちからつくるプロジェクト”は、奈良県生駒市西菜畑町自治会が生駒市の助成を受けて進める「複合型コミュニティづくり」計画の一環として、耕作放棄地を活用した有機・無農薬栽培の大豆作りと、収穫した大豆を使用した味噌作りに地域住民と協働で挑戦します。

5月にスタートした本プロジェクトは、耕作放棄地を活用し、有機・無農薬栽培で栽培します。西菜畑町の地域住民とともに約60坪の草刈りを行いました。6月26日(日)には、地中に残る根深いススキやササの根を取り除いた後、畝を立ててから大豆を蒔き、地域住民が3年前に刈り取った草でつくった有機堆肥を上に被せました。
種から芽が出始めた今回7月30日(土)には、大豆の先芽の摘み取り作業を行います。粒の良い大豆に育てる重要な工程で、一つひとつ丁寧に手作業で行い、分枝の生長を促進させ増収につなげます。