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「笑いは人をつなぐ」の授業で、学生による漫才の発表会を実施しました

2023年07月28日

さる7月19日・26日、学士課程基幹教育科目「笑いは人をつなぐ」(全学科2年生以上対象)において、

これまでの講義の実践編として学生による漫才の発表会が行われました。

この授業は客員教授で落語家の桂かい枝師プロデュースによるもので、心理学・マスコミ・健康・古典芸能

(狂言・落語)・演芸などの各分野を専門とする教員やゲストスピーカーが、毎週リレー形式で「笑い」に

ついて講義しています。

今回、これまでの講義の実践編として学生が考え創作した漫才

を発表しました。

発表では、受講生同士のコンビや相方を先生に依頼して演じた

ものや、動画を撮影して流すもの、台本を読み上げ発表する

ものなどがありました。

加えてプロジェクターで写真やイラストを見せるなど、

より効果的に漫才を感じさせる演出を加えた作品も多く、

桂かい枝先生は学生一人一人に講評を述べられた後、

「漫才はコミュニケーションの芸能。突っ込めると言う

ことは相手の話をきちんと聞いている証拠。

さすが大阪の学生さん、

それぞれに工夫があって面白かった。」とコメント

されていました。

他の先生方からも、「この授業では、〝頭の中で整理し、

ことばで表現して人を説得する〟そのことの難しさを

実感してくれたのではないでしょうか。

笑ってくれることを想像しながら漫才を作るということは、

みなさんにとって良い経験になったと思います。

人に喜んでもらうことの一番身近なことが、人を笑わせる

こと。

『笑い』は人と人をつなぐものである」というメッセージが

伝えられました。

様々な分野で活躍する講師陣から『笑い』について学ぶ

全15回の講義は、心理・芸能・文化などさまざまな視点から

『笑い』の面白さや重要性を知る機会となりました。